2021年 J2 第21節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsザスパクサツ群馬の試合をフクアリまで観戦してきました。

前節、アウェイで北九州とスコアレスドロー。連敗は止めたものの勝利が遠い。前半戦ラストゲームは勝って終わりたい試合です。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに新井、CBに鈴木大輔とチャンと岡野、右SBに安田、左SBに小田、ダブルボランチに田口と小林、右WGに船山、左WGに見木、トップにサウダーニャという布陣でした。

前半6分、群馬は高木がシュートも上に外れます。その後の群馬のセットプレーはしのぎきります。前半10分、大前がシュートも枠を外れます。

ジェフは前半13分、サウダーニャのスルーパスから抜け出した船山がシュートもGKが防ぎます。前半14分、群馬はカウンターから大前が抜け出すが、これはうまく処理。こぼれたボールを内田がシュートも枠を外れます。

前半25分、ジェフのCK。チャンのヘディングから岡野が狙うが枠に飛ばず。前半31分にもジェフのCK。チャンがヘディングも枠を外れる。

前半37分、自陣からのFKを、小田がヘディングで前方へ流す。抜け出した船山がGKもかわして、無人のゴールに流し込む。ジェフが先制する。

前半43分、田口のスルーパスから抜け出したサウダーニャがループシュートを狙うが上に外れる。

前半は、1-0でジェフのリードで折り返す。

後半4分、安田のクロスからのこぼれを見木がひろって、小田へ。小田のシュートはポストに当たって外れる。

後半12分、ジェフのプレスから相手のパスがずれる。DFが滑ってころんだところをサウダーニャがボールを奪って、ペナルティエリアに侵入。そのまま折返しを船山がつめてゴール。ジェフが突き放す。

後半16分、群馬のFK。田中がヘディングも、そのまま枠を外れてラインを割る。

後半22分、ジェフのFK。チャンのヘディングはGKがセーブする。後半29分、群馬は岩上がミドルシュートも上に外れる。後半32分、見木がフリーでボールを受けるが、シュートは左に外れる。

後半32分、船山が大前のファウルで倒れるが、起き上がる際に足が当たり報復行為とされ、一発レッドで退場となってしまう。

後半33分、岡野に代えて新井一輝を投入する。さらに、後半42分、見木に代えて壱晟、田口に代えて熊谷、サウダーニャに代えてソロモンを投入する。

終盤、群馬の攻撃をしのぎきり、ジェフが2-0で勝利した。

戦評

試合としては、胸のすく快勝でした。船山が2得点1レッドの大暴れでしたね。

序盤は、お互いに厳しくいった事で、非常に強度の高い試合となりました。群馬に何度かチャンスは作られましたが、ここはしっかりとしのいで、ここからジェフがボールをつなげるようになります。サウダーニャから船山のチャンスは決めてほしかったですね。相手GKがうまかった。

ジェフの先制点は、小田のヘディングから。しかし、本当に小田はヘディングが強い。上背はないものの、はねかえす力が強いのです。これが、前線へのパスとなり、走り出していたサウダーニャの大外から船山が侵入。そのままGKもかわしてのシュートとなりました。ここは、サウダーニャがいい囮になりました。

後半早々のゴールは、相手のミスからでした。スリッピーだったとはいえ、相手が足を滑らせたのはラッキーではありました。サウダーニャはシュートを打てる状況でもありましたが、パスを選択。フリーだった船山がきっちりと決めました。

その後の、船山の退場は、現地で見てると完全に？？？でした。実際、VTRでみてもレッドカードに当たるようなものには見えませんでしたが。出てもイエロー相当。注意でもいいくらいではないでしょうかね。

前半戦を白星で終わって7勝7分7敗と五分に戻しました。後半戦は、もっと勝ち星を増やしたいですね。守備は、大分安定してきましたが、攻撃がまだ不安定。川又も練習試合には出ているようですが。サウダーニャと、前の3人だけで点をとるのは難しい試合もあるでしょうから、そこ以外からも点が取りたいですね。

次節は、アウェイで秋田戦。ホームで0-2で敗れた試合から、どれくらい成長しているかを測るにはいい試合だと思います。船山のところに誰が入るか!?順当なら、岩崎か、福満か。意表をついてブワニカもありですけどね。代わって入る選手は、チャンスだと思って奮起してほしいですね。

選手評価
GK 新井 6.0
DF 鈴木大 6.0
DF チャン 6.0
DF 岡野 6.0
DF 新井一 -
DF 小田 6.5
DF 安田 6.0
MF 壱晟 -
MF 熊谷 -
MF 田口 6.5
MF 小林 6.5
MF 見木 5.5
FW 船山 6.5
FW サウダーニャ 6.5
FW ソロモン