2019年 J2 第32節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs水戸ホーリーホックの試合を観戦してきました。

6戦未勝利で迎えた久々のホーム戦。相手は3位の水戸。なんとか、勝ち点3がほしい一戦。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに優也、CBに増嶋と新井、右SBに米倉、左SBに下平、ボランチに勇人と熊谷、右SHに茶島、左SHに為田、トップ下に工藤、トップにクレーベとなりました。優也、増嶋、工藤、茶島がメンバー変更。船山がサブに回る事になりました。

開始早々の前半1分、為田が左サイドを突破して折返しを工藤が狙うがシュートはブロックされる。続くジェフのCK。跳ね返りを水戸がひろってカウンターとなるが、クロスは優也がキャッチする。

前半4分、為田が自ら仕掛けてシュートもGKに防がれてしまう。

水戸は、セットプレーのチャンスもここはしのぎ切る。

ジェフは前半20分、右サイドでボールをまわすとクレーベの落としを勇人がミドルシュートも上に外れる。前半23分には、米倉が入れたボールをクレーベが頭で前に送るがクリアされる。

前半27分、下平からのクロスに、クレーベが胸トラップからのバイシクルシュートを狙うが上に外れる。前半29分、為田がカットインからのシュートもポストに当たる。さらに、下平のクロスから茶島が頭で狙うがGKがはじき出す。前半31分、下平のクロスにクレーベが頭で落として茶島が狙うがGKがキャッチする。

前半32分、水戸がロングボールで裏を取るとカットインしながら戻したボールを前がミドルシュート。これが決まって水戸が先制する。

ジェフは、前半34分、工藤がミドルシュートも上に外れる。前半39分、ジェフはクリアボールを茶島が落とすと、クレーベがワントラップからのミドルシュートが決まって同点に追いつく。

前半42分、米倉のクロスは逆サイドに流れるが、為田がこれをダイレクトでシュートも枠を外れる。前半44分にも為田がミドルシュートを狙うが上に外れる。

前半は、このまま1-1で折り返す。

後半1分、水戸がボールを繋いで持ち込んでシュートも左に外れる。

後半2分、米倉の折返しに工藤が飛び込むが先にGKが抑える。後半4分、クレーベのシュートは上に外れる。

後半13分、米倉のクロスに、クレーベが狙うが相手に倒されてPKの判定となる。このPKをクレーベが落ち着いて決めてジェフが逆転する。

ここから水戸が反撃に出る。後半26分には、水戸が左からボールを入れてシュートも枠を外れる。後半35分には、カットインからのシュートも優也がキャッチする。後半39分、レレウのミドルシュートは上に外れる。

後半41分、茶島に代えてゲリアを投入。米倉をCBにまわして5バック気味となる。

後半44分には、工藤に代えて船山。さらに後半46分、クレーベに代えて寿人を投入する。

試合は水戸の攻撃を最後まで防ぎきって、ジェフが2-1で勝利した。

戦評

いやあ、ホントに長く感じました。なんと7戦ぶりの勝利。アウェイ琉球戦以来の勝ち点3をゲットしました。同日、岐阜、栃木ともに破れてJ3降格圏とは勝ち点差9となり、少し楽になってきました。

前半からジェフが押し気味に試合を進めていました。為田のカットインシュート。茶島のヘディング。さらにクレーベの落としから茶島と決定機を何度も作っていましたが、その直後にあっさりと失点してまいました。

ここまでも水戸が何度も裏をとるシーンがありましたが、失点シーンでは後ろから走り込んできた前にフリーでシュートを打たせてしまいました。飛んだコースも良かったですが、あそこは誰かがブロックに行きたかったですね。

ただ、こんなショックも振り払う見事なミドルシュートが生まれました。クレーベのシュートは、思わず声が出てしまうくらいの強烈なシュートでした。よく見ると少しドライブがかかっていて落ちてきてるんですね。あれはGK取れない。

後半にPKでまたもやクレーベが得点して、ついに逆転。ただ、この後は防戦一方となりました。まだまだ時間が残っている時間だったので、これまで通りにやっても良かったかなと思いましたが、結果的に押される展開に。

最後は、米倉をCBにまわしてゲリアをSBに。5バックにして対応しました。SB2人ってどういう事って感じでしたが、まあ結果的にはうまくいきました。ゲリアをSBにまわして米倉を前にあげるという手もあったかと思いますが、守りに専念した形になりました。

なんとかかんとか勝てました。直前には台風15号の影響で、千葉県内に被害が出ていて、千葉、水戸両ゴール裏からも応援の弾幕。さらに、試合終了後には、千葉、水戸両選手がバナーをもって場内を一周しました。

次節もホームで、徳島ヴォルティス戦。この一戦で少し気が楽になったでしょうから、どんどん勝っていきたいですね。

選手評価
GK 優也 6.0
DF 増嶋 6.5
DF 新井 6.0 
DF 米倉 6.5
DF 下平 6.0
DF ゲリア - 
MF 熊谷 6.0 

MF 勇人 6.5
MF 茶島 6.5
MF 為田 6.5
MF 工藤 
FW 船山 -
FW 寿人 -

FW クレーベ 7.5