2019年 J2 第21節 徳島ヴォルティスvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をDAZNの中継でテレビ観戦しました。

リーグ戦に2連敗したあと、天皇杯でも岡山に負けて公式戦3連敗中。何が何でも勝ち点を持ち帰りたい試合です。

試合経過

ジェフの先発メンバーは、GKに鈴木、CBに増嶋と鳥海、右SBにゲリア、左SBに乾、ボランチに勇人と熊谷、右SHに見木、左SHに為田、トップ下に船山、トップにクレーベという布陣でした。この試合は4バックでのスタートとなりました。特別指定選手の見木が初先発。

前半2分、クレーベが相手にミスパスをひろって、クロスをあげるが大きくそれてしまう。前半4分、ジェフの攻撃。ゴール前でのクレーベのスルーパスに反応した見木が倒されてPKを得る。このPKを船山が決めてジェフが先制します。

徳島は前半11分、左からのFK。低いボールで狙ってくるが鈴木がキャッチします。前半13分には、徳島が左から内田がクロスをあげて佐藤がヘディングで合わせるが上に外れる。

その後、徳島が押し込む展開が続くがジェフが守りきっている。前半27分、徳島は右サイドへのパスから岸本が仕掛けてシュートもわずかに左に外れる。ワンタッチあってCKに。徳島のCKに、ヨルディ・バイスが合わせるが右に外れる。

前半34分、ジェフが左からのFK。跳ね返されたボールを拾ったゲリアがシュートもブロックされる。前半36分には、ジェフのCK。増嶋がニアで合わせるがGKの正面となる。

前半37分、徳島は左から杉本がしかけてシュートも鈴木がキャッチする。

ジェフは、前半39分、見木から左に展開し、為田が相手の交錯しながらも抜け出すがスルーパスはクリアされる。

前半は、このまま0-1で折り返す。

後半に入っても徳島ペースの試合が続く。後半6分、徳島がスルーパスから佐藤が抜け出すが、鈴木が防ぐ。後半9分には杉本がシュートも上に外れる。

後半11分、徳島のCK。ニアで跳ね返したボールを野村がシュートも左に外れる。後半14分、徳島は右サイドからの折返しに渡井のシュートが決まって同点に追いつく。

後半24分、徳島は佐藤が抜け出すが、これも鈴木が防ぐ。

後半24分、ジェフは、見木に代えて矢田を投入する。

後半27分、徳島は杉本が左からカットインしてシュートも右に外れる。

後半30分、ジェフはクレーベに代えてアラン・ピニェイロを投入する。

後半33分、熊谷のクロスにアランがへでぃんぐで狙うが先にクリアされる。後半36分、左からのクロスに船山がシュートもブロックされる。

後半40分、勇人に代えて小島を投入する。

後半44分、徳島のCK。はねかえしたボールを拾われて野村がミドルシュートも鈴木が触って右に外れる。徳島のCKは、押谷がシュートも上に外れる。

その後の徳島の反撃をしのぎきって、試合は1-1の引き分けに終わった。

戦評

ほとんどの時間帯で徳島にペースを握られて防戦一方の試合でした。それでも、PKで先制した事で、なんとか守って追加点を狙えればと言う展開ではあったのですが、同点に追いつかれて最後は辛くも勝ち点1を得たとう試合です。

ジェフの先制点は、ジェフがゴール前に攻め込み、人数も割いていました。クレーベからのスルーパスに反応した見木が飛び出していくが、GKと接触して倒れてPKを得ます。これを船山が確実に決めて先制しました。

徳島の攻撃に防戦一方で、あまりチャンス自体も作れませんでしたが、前半は0点に抑えます。それでも、さすがに徳島の攻撃回数が増えてくると守りきれず失点を喫します。ここで、徳島の勢いに飲み込まれそうになるも、なんとか最後までしのぎきれました。ポゼッションで30%を切るような状況だったので、なんとか勝ち点1を取れてよかったという試合でした。

おそらく、この試合は無理にハイプレスで取りに行かず、ある程度ブロックを敷いて守ってチャンスがあれば攻め込もうという感じだと思います。ただ、先制してからは、ボールをなかなかもたせてもらえませんでした。セカンドボールの反応も相手が上回って、守備に回る時間が長くなりました。

かろうじて引き分けてリーグ戦3連敗は免れました。次節は、アウェイで岐阜との対戦。今年は岐阜に初参戦します。岐阜は監督が変わって初勝利をあげて、調子をあげてきそうで怖いですね。アウェイとはいえそろそろ勝ち点3が欲しいです。

選手評価
GK 鈴木 6.5
DF 鳥海 6.0
DF 増嶋 6.0
DF 乾 6.0
DF ゲリア 6.0 
MF 熊谷 5.5
MF 勇人 6.0
MF 小島 - 
MF 矢田 -
MF 為田 5.5
MF 見木 6.0 
FW 船山 6.0 
FW クレーベ 5.5 
FW アラン 5.5