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2019年 J2 第6節 アビスパ福岡vsジェフ千葉 茶島のFKで今シーズン初勝利

PASIÓN 2019

2019年 J2 第6節 アビスパ福岡vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をDAZNの中継でテレビ観戦しました。

江尻監督体制の2戦目。そろそろ、今シーズン初勝利がほしいところです。

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試合経過

vsアビスパ福岡 先発メンバー

ジェフの先発メンバーは、GKに優也、CBに増嶋とエベルトと新井、右WBにゲリア、左WBに下平、ボランチに田坂と矢田、シャドーに工藤と堀米、トップにアラン・ピニェイロという布陣でした。

前半5分、福岡にボールを奪われてシュートを打たれるが、これはブロックする。対するジェフは前半6分、下平からの折返しを工藤がシュートもブロックされてCKに。このCKからのこぼれをアランがクロスをあげるが、はねかえされる。

前半7分には、田坂が裏にボールをいれて堀米がシュートも上に外れる。

やや福岡がペースを握るものの、ジェフもしっかりと守っていて波状せず。お互いに攻め手がなく膠着状態となる。

ジェフは、前半22分、アランがボールをキープして、工藤がシュートもブロックされる。この跳ね返りを、アランがシュートもGKがキャッチする。

前半28分、矢田が持ち上がって工藤へ。工藤からのパスを受けた堀米がシュートもGKがキャッチする。

福岡はCKはあったもののチャンスが作れず。ジェフも、チャンスが作れず、前半は0-0で折り返す。

後半開始早々、福岡は右からボールを入れてヤン・ドンヒョンがシュートもわずかに左に外れる。

後半3分、ジェフのCK。エベルトが狙うが当てきれずGKがキャッチする。後半5分のCKは、はねかえりを下平がミドルシュートも上に外れる。

ジェフは後半8分、ゲリアから、新井、矢田とつないでシュートも上に外れる。後半12分には、田坂がクロスの跳ね返りを自ら拾ってシュートも上に外れる。

福岡は後半13分、左からのクロスにヤン・ドンヒョンが狙うがこれはクリアしてCKに。続く、福岡のCK。ヤン・ドンヒョンがニアでねらうが優也がキャッチする。

ジェフは、後半18分、工藤に代えて茶島を投入する。茶島が右で、堀米が左に入る。

後半19分、茶島が右サイドを突破しておりかえすが、アランは足に当てれずブロックされる。

後半24分、堀米に代えて寿人を投入する。

vsアビスパ福岡 後半途中のメンバー

ジェフは後半26分に、ゴール前でのFK。矢田が直接狙うが上に外れる。後半29分にもFK。増嶋の落としを寿人が狙うがオフサイドとなる。

さらに後半35分、矢田が倒されて再びゴール前でのFK。茶島が直接狙ったボールがゴールに吸い込まれる。ジェフが先制する。

後半37分、ジェフのCK。増嶋がニアですらすが、これはGKがキャッチする。

その後の、福岡の反撃は、しっかりと跳ね返し続ける。

後半46分、矢田に代えて鳥海を投入。そのままボランチに入る。

試合は、このまま0-1でジェフが勝利した。

vsアビスパ福岡 試合終了時メンバー

戦評

試合前のウォーミングアップで、勇人が負傷。急遽、田坂がボランチでの起用となるが、これがハマっていた。田坂と矢田でボールを持って、散らす事ができた事で、福岡も用意に飛び込めず。

前節今シーズン初勝利をあげていた福岡だったが、あまり状態がよくないようで、前半は福岡のボールポゼッションが上回っていたが、後半は完全にジェフがボールを握る時間が長くなった。
ジェフがボールを持つ時間が長くなってチャンスも作れてはいたものの、なかなかゴールをこじ開けられず。

やはり、こういうときにセットプレーで点が取れるのは大きい。同じような位置から矢田が蹴っていたボールを、今度は茶島が狙ってのゴール。相手GKは1歩も動けず。直接FKでゴールを決めたのは、昨年の船山以来か!?

福岡の攻撃に迫力がなかったこともあるが、守備陣も破綻せず。最後は、途中出場の寿人がうまく時間を使うプレーをしてくれたりとクレバーなところを見せてくれた。なんだかんだで、寿人の得点力は相手にとっては驚異なのだろう。

この試合、ゲリアが復帰した事で、サイドはゲリアで、田坂はベンチスタートの予定だったが、ボランチの方が田坂は生きるかもしれない。サイドだと、足の遅さが気になってしまうが、ボランチならば、そこまで気にならないし。今のジェフに取っては落ち着きをもたらせてくれるのは大きい。

この試合で、勇人も怪我をしてしまったので、次節も田坂という事になりそう。アンドリューと勇人が怪我したら大変だなと思っていたが、田坂加入の効果が出た形となった。

この試合、工藤もいいアクセントになっていた。今の形だと、サイドで張るタイプの為田よりは工藤の方がハマる感じがする。アラン・ピニェイロもサイドに流れたがるところがあるので、工藤、堀米とポジションを入れ替えながらやれば、面白い攻撃にもなる。
サイドからは両WBが上がる形が基本だが、CBのエベルトや、新井がサポートする形も出来ており、WBが上がりやすい形も出来てきている。

第6節での初勝利は遅くなってしまった感があるが、まだ負け数は2でなので、これから十分に這い上がるだけの時間は残されている。昨年のJ1プレーオフ組や、J1からの降格組が苦しんいる状態なので、混戦の中をじわりじわりと這い上がっていけるようにしていきたい。

次節は、ホームでの平日ナイターで首位琉球戦。未だに無敗の琉球の攻撃力は脅威だが、守備の面では十分に付け込む余地はありそうです。出来れば、琉球に初黒星をつけるのが1番ですが、まずは負けない事。徐々に、良くなりつつある流れを継続する事だと思います。琉球、金沢との連戦で勝ち点4はほしいところです。

選手評価
GK 優也 6.0
DF 増嶋 6.0
DF 新井 6.0 
DF エベルト 6.0 
DF 鳥海 -  
MF 田坂 6.5
MF 矢田 6.0
MF ゲリア 6.5
MF 下平 5.5
MF 堀米 5.5
MF 工藤 6.0
MF 茶島 6.5
FW 寿人 6.0
FW アラン

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