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2018年 J2 第15節 横浜FCvsジェフ千葉 土壇場のゴールで引き分けに持ち込む

PASION

2018年 J2 第15節 横浜FCvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合を観戦にニッパツ三ツ沢球技場まで行ってきました。ホームで新潟に痛恨の敗戦、アウェイでも勝ち点が欲しい試合です。

絶好の観戦日和となった三ツ沢。少し風が冷たいものの、日差しがかなりキツイくらいでした。

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vs横浜FC 先発メンバー

試合経過

試合前の記念撮影。

ジェフの先発メンバーは、GKにロドリゲス、CBに増嶋と鳥海、右SBに茶島、左SBに高木、ボランチに熊谷、CMFに矢田の小島、トップ下に船山、2トップにラリベイと指宿という布陣でした。中盤はダイヤモンドの4バック。久しぶりにラリベイと指宿が揃っての先発となりました。近藤はベンチスタートです。

まずは、前半5分、矢田が左サイドで受けてクロスをおくるが跳ね返される。

横浜FCは前半6分にCK。クリアボールは相手に渡るがラリベイがボールを奪ってカウンターに。ボールを受けた船山がそのままドリブルで持ち上がってシュートも左に外れる。

横浜FCは前半7分、野村からレアンドロ・ドミンゲス。落としたボールを北爪が浮き玉で裏へ通すと、野村が飛び出してロドリゲスの上を抜くループシュート。これが決まって横浜FCが先制します。
さらに、前半10分には、イバの落としたボールからレアンドロ・ドミンゲスが抜け出してシュートも、これはロドリゲスが防ぎます。再度ボールをひろわれてシュートもロドリゲスがクリアします。

ジェフは、なかなかリズムに載れないながらも前半16分のCK。指宿がニアですらすがそのままゴールラインを割ってしまう。

横浜FCは、前半22分にFK。そのながれからレアンドロ・ドミンゲスのシュートも左に外れる。ジェフは前半23分、茶島からのアーリークロスにラリベイが頭で合わせるが左に外れます。

徐々にリズムが出てきたジェフは、前半31分、指宿が粘ってこぼれたボールを船山が運ぶがシュートは打てず。茶島に当てて、リターンを受けた船山からのクロスに指宿が頭で狙うが、これはファウルを取られる。

前半34分、ジェフのFK。ラリベイが狙うが相手に当たってCKに。続くジェフのCK。はねかえりをひろった茶島が右に展開しようとするが、ラリベイに渡らずラインを割ってしまう。前半38分には、熊谷からのクロスに指宿が頭に当てるが枠には飛ばせず。

前半は、このまま得点生まれず1-0で折り返す。

後半そうそうの2分、ジェフのFK。高木が受けてシュートも枠を外れます。
横浜FCは、後半3分。左からのクロスに野村がダイレクトで狙うがヒットせずロドリゲスがキャッチします。

するとジェフは後半5分、スローインからのボールを受けた指宿が右サイドからドリブルで運んでペナルティエリア内へ。指宿の折返しを受けた船山が持ち直してからのシュート。これが決まりジェフが同点に追いつきます。

船山のゴール直後。

横浜FCは、後半10分。イバがオフサイドラインを抜けて右からボールを入れると相手2人がフリーに。シュートはロドリゲスが防ぎ、こぼれたボールからシュートを狙われるが熊谷がブロックする。

後半14分、横浜FCは、レアンドロ・ドミンゲスがシュートもロドリゲスがキャッチします。後半16分、レアンドロ・ドミンゲスから熊谷がスライディングでボールを奪うが、これを北爪がひろって右からの浮き玉のクロス。これを受けた佐藤健介のシュートは鳥海の足に当たってそのままゴールに吸い込まれる。横浜FCが2-1と勝ち越す。

ジェフは、小島に変えてサリーナスを投入する。矢田が右に回って、サリーナスが左に入る。

横浜FCは、後半18分、レアンドロ・ドミンゲスのミドルシュートが決まって3-1と突き放す。それでもジェフは、後半20分、高木がドリブルでボールを運んでスルーパスにサリーナスが抜け出して折り返す。指宿には合わず逆サイドに抜けるが茶島が拾って中央へ。船山がダイレクトでシュート。これが決まり3-2と1点差とする。

後半23分、横浜FCはレアンドロ・ドミンゲスが裏に抜け出してイバへ。イバが倒されるがノーファウルの判定。さらに、後半27分、後半30分と横浜FCがシュートも枠には飛ばず。

後半33分、ジェフは指宿に変えて清武を投入する。

ジェフは、後半36分にFK。はねかえされたボールは相手ボールとなるが、茶島が奪い返す。最後はサリーナスの突破からシュートも、弱くなりGKがキャッチする。

後半37分、ジェフは矢田に変えて近藤を投入する。近藤がトップに入る。

後半38分、ジェフのFK。直接狙うが壁に当たってCKとなる。そのCKは、跳ね返される。後半41分には、クロスから近藤がヘディングシュートも右に外れる。

後半42分、横浜FCのシュートはロドリゲスが防ぐ。後半44分、野村のミドルシュートは上に外れる。

ジェフは、後半46分、クロスからラリベイが狙うが枠を外れる。後半48分、高木が深い位置から折り返すとサリーナスがシュート。ブロックされたボールをひろったサリーナスのパスを船山がシュートもブロックされる。
後半49分、ジェフのCK。逆サイドに抜けたボールを拾って、サリーナスが突破して折返しを狙うがGKがキャッチする。

それでも後半51分、ロングボールからのボールをラリベイが落とすと相手に当たったボールを清武がボレーで狙う。バーに当たったボールはゴールラインを割りゴールとなる。土壇場でジェフが同点に追いつく。

横浜FCはペナルティエリアの前からのFK。レアンドロ・ドミンゲスが狙うが壁に当たる。試合はそのままタイムアップとなり、試合は3-3の引き分けに終わった。

vs横浜FC 試合終了間際のメンバー

戦評

試合後の整列。

なんとか追いついたものの、後半追いついた後に畳み掛けられなかったのが悔やまれます。

横浜FCの先制点は、北爪の浮き玉のパスがききました。茶島が残っていたためオフサイドをとれず。野村のループシュートを許してしまいました。あそこは、ラインを合わせてオフサイドで終わらせて置くべきところでした。

失点してからすこしバタバタしましたが、ジェフがボールポゼッションで上回った前半。何度かチャンスがつくったものの枠内シュートは0本。決定的なチャンスは作れずに前半は折り返します。
後半早々に船山のゴールで追いつきました。指宿のゴリゴリとしたドリブルで船山がフリーになっていました。あの位置からなら決める力があります。

その後、ジェフペースになるかと思ったのですが、オフサイドをとりそこねたりと横浜FCにチャンスを作られてしまいます。失点場面は、熊谷がボールを奪ったところを北爪にかっさわれてしまいました。この辺は、昨年ジェフにいただけあって読んでいたのでしょうね。北爪のクロスからのシュートは、鳥海の足に当たってロドリゲスが逆をとられるという不運もありました。

ただ、その直後のレアンドロ・ドミンゲスのミドルは打たせてはいけなかったですね。もう少し寄せておくべきでした。あれだけフリーなら、あの位置から決めきる力があります。

この試合、同点弾を呼び込んだのは、船山の2点目でしょうね。早い段階で1点差としたことで追撃ムードが生まれました。ただ、結局同点弾は後半AT。ギリギリのところでなんとかゴールが生まれたというところでした。もう少し早い時間に追いつけたら逆転までいけたかもしれませんが。

これでアウェイ3戦で1勝2分の勝ち点5。連敗が続いていた頃に比べれば幾分マシになりましたが、まだまだ安定しませんね。ただ、アウェイではまずは負けないこと。勝ち点1でも持ち帰る事が大事なので、まずまずのペースだと思います。しばらくはこんな調子でもいいので、アウェイでも負けなしでいきたいところです。

次節は、ホームに戻って熊本戦。熊本地震の年以来続けて5月に試合が組まれています。これもなにかの縁でしょうが勝負では負けられないですね。ラリベイ、清武がわずかならも調子が上向いてきた感があるし、船山が絶好調。今年は二桁狙えるでしょう。次の熊本戦に勝って順位も上げたいところです。

選手評価
GK ロドリゲス 6.5
DF 近藤 6.0
DF 増嶋 5.5
DF 鳥海 5.5
DF 高木 
MF 熊谷 5.5
MF 矢田 5.5
MF 茶島 6.0
MF 小島 5.5
MF サリーナス 6.0

FW 船山 7.0
FW 清武 6.0 
FW 指宿 6.0
FW ラリベイ 6.0

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