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女子アジアカップ2018 オーストラリア女子vsなでしこジャパン W杯出場権獲得

女子アジアカップ2018

女子アジアカップ2018 オーストラリア女子代表vsなでしこジャパンの試合をNHK BS1の中継をテレビ観戦しました。

韓国女子と引き分け、グループリーグ最終戦のオーストラリア女子との試合でW杯進出をかけます。

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試合展開

なでしこジャパンの先発は、GKに山下、CBに熊谷と市瀬、右SBに清水、左SBに鮫島、ボランチに阪口と宇津木、右SHに中島、左SH長谷川に、2トップに岩渕と菅澤なりました。

オーストラリアは、前半2分、ロングスローからのシュートも上にはずれる。

なでしこは前半7分にCK。跳ね返されたボールを長谷川がシュートも上に外れる。

オーストラリアは、前半14分、ロングスローからの折返しを狙ってくるが、これはなんとかしのぎ切る。オーストラリアは前半22分にCK。ニアでクリアしたボールを、放り込まれるが、これはそのままゴールラインを割る。
前半25分、オーストラリアが左からのクロスに頭で合わせるが枠には飛ばず。

なでしこは、前半35分にCKも、跳ね返される。前半39分には、鮫島から宇津木、菅澤と渡り長谷川が狙うが相手がクリアする。

オーストラリアは前半43分にFKも。ボールは直接山下がキャッチする。さらに、前半46分にもオーストラリアのCK。ヘディングは枠には飛ばず。

前半は、このまま0-0で折り返す。

後半8分、なでしこは長谷川が切れ込んでクロスを入れるが菅澤の前でクリアされる。なでしこのCKとなり、市瀬が頭に当てるが枠には飛ばせず。

オーストラリアは、後半10分にミドルシュートも右に外れる。

なでしこは、後半17分、岩渕が仕掛けてシュートもGKがキャッチする。後半18分には、岩渕のスルーパスから長谷川が抜け出して折り返すと、阪口が合わせてゴール。なでしこが先制する。

オーストラリアの反撃にあうなでしこ。後半31分、オーストラリアは右からのクロスにヘディングで合わせるが左に外れる。

後半37分、なでしこは長谷川に代えて増矢を投入する。

後半39分、オーストラリアは長いボールからシュートに持ち込むが山下が抑える。それでも、後半41分。オーストラリアは左からシュート。山下が防ぐがこぼしたおころをボールを奪われてシュート。これが決まってオーストラリアが同点に追いつく。

この後は、引き分けでいいオーストラリアはボールを奪いに来ず。なでしこはDFラインでボールを回し続けてタイムアップとなった。試合は、1-1の引き分けに終わった。

戦評

なでしことしては前半によくオーストラリアの攻撃を凌いでいて、前半のお割ぐらいからペースをつかみはじめました。オーストラリアも、なかなかセカンドボールが拾えなくなっていたので、なでしことしては攻め時でした。

そんな中で、岩渕、長谷川とつないで阪口のゴールが生まれました。オーストラリアから今大会初ゴールを奪ってみせます。その後も、オーストラリアの攻撃をよく防いでいたのですが、最後のところで追いつかれてしまいました。GKからすればファウルでもおかしくない場面ではありましたが、仕方ないですかね。

オーストラリアとは、直近の2試合で大敗しており、その間にFIFAランクでもオーストラリアが躍進していた事もあり、なでしこにとってはオーストラリアに勝つというのが本当に意味のある事ではありました。ただ、それと同時に、オーストラリア相手に負けずにW杯出場権を得る事も大事な試合でした。

オーストラリアは、1-1の同点に追いついた後はボールを奪いに来ず。なでしこの方も裏の試合で韓国が4-0でリードしていましたが、このままでグループリーグ2位が確定する状況だったので、これに応じて最終ラインでボールをつないで時間をかせいで終わらせる事となりました。

1-1で終わらせる事は、両チームに取ってメリットがある訳で、まずは目先の勝利よりもW杯出場と決勝トーナメント進出を決める方が先決という判断ですね。
この試合は引き分けに終わりましたが、なでしこが決勝トーナメント準決勝で勝てば再びオーストラリアと対峙する事は間違いないでしょうから、勝負の決着の場は決勝戦でつけようではないかという事になりました。

1-0のまま勝利すれば高倉体制となってからのベストゲームとも言えましたが、引き分け止まりでした。ただ、フィジカルで上回る相手に苦戦し続けてきていたので、オーストラリアの攻めをしっかりと防げたのは大きいと思います。W杯優勝時には及ばないとしても、なでしこらしい粘り強い守備が出てきてきた気がします。

まずはW杯出場おめでとう。次は、女子アジアカップ制覇でアジア女王を

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