サッカログ

ホーム

ちばぎんカップ2018 ジェフ千葉vs柏レイソル 後半崩れて完敗

ちばぎんカップ2018

第23回ちばぎんカップ ジェフユナイテッド市原・千葉vs柏レイソルの観戦でフクダ電子アリーナまで行ってきました。

いよいよ、今年もちばぎんカップの季節がやってきました。ジェフはキャンプ明けですぐの試合なのでコンディションは心配です。柏の方もACLプレーオフ直後の試合ですがどうでしょうか。

スポンサードリンク

ここのところの寒さに比べると日も出ていて観戦するのにも辛くない天候でした。後半からはバックスタンドも日が当たっていたので楽でしたね。

円陣ダッシュ

試合経過

vs柏レイソル 先発メンバー

ジェフの先発メンバーは、GKにロドリゲス、CBに近藤と増嶋、右SBに真希、左SBに高木、アンカーに熊谷、ISHに茶島と矢田、右SHに町田、左SHに為田、トップにラリベイという布陣でした。

まずはジェフが左サイドから突破して矢田がクロスをあげるが、これは中村がキャッチします。さらに、前半3分。真希のクロスのはねかえりを茶島がミドルシュート。これは、中村が防いでCKとなります。ジェフのCKは、ショートCKからのクロスも跳ね返されます。

柏は前半7分。クリスティアーノが裏に抜け出すが、これはなんとかDFが食い止めます。

ジェフは、前半8分に茶島からのボールにラリベイが抜け出して競り合うもののファウルを取られます。さらに、前半10分には、ラリベイが大きく右に展開。真希が右からのクロスに町田がシュートを狙うが、少し弱くなり中村がキャッチします。

柏は前半14分にFKも、これはロドリゲスが直接キャッチします。前半16分、ジェフのCKは、跳ね返されます。これをひろった為田がシュートもラリベイが反応してオフサイドとなります。前半18分にもジェフのCK。ショートCKからのクロスははねかえされます。

ジェフのCK 前半

前半20分の柏のCKは、ロドリゲスが直接キャッチします。ジェフは、前半22分に矢田のスルーパスに為田が反応するも速すぎて合わず。

前半23分、柏の攻撃。クリスティアーノからのパスを受けた江坂がロドリゲスもかわしてシュートも、真希がライン際でクリアします。さらに、前半24分にも江坂がシュートもポストに当たります。

ジェフは前半30分、町田がラリベイとのワンツーから抜け出してシュートも中村が防ぎます。前半31分、右サイドから茶島のクロスにラリベイが狙うがわずかに合わず。前半33分には、為田の速いクロスに町田が習うがこれも合わず。

その後は、一進一退の攻防になる。前半ATに柏のFK。クリスティアーノが直接狙うが左に外れます。

前半は、このまま0-0で折り返します。

ハーフタイムに、熊谷に代えて勇人を投入します。

後半開始早々、柏がFKからのクイックリスタートから伊東が折り返して、最後はクリスティアーノが決めてゴール。柏が先制します。

ジェフは、後半3分に矢田がシュートも左に外れます。後半7分には、町田からのパスを受けた真希がクロスも中村がキャッチします。後半8分、ジェフのCK。短くつないでボールをいれるが、はねかえされます。

ジェフのCK 後半

柏は、後半12分、ハモン・ロペスが抜け出してシュートも、ロドリゲスがブロックします。後半13分に、柏のCK。ロドリゲスがこぼすが、これは一旦クリアします。これをひろった柏がクロスからクリスティアーノがヘディングで合わせるがロドリゲスがキャッチします。後半14分、柏のFK。江坂がヘディングで合わせるが左に外れます。

後半16分、矢田に代えて岡野、為田に代えて指宿を投入します。岡野は3バックの右に入って、町田が左のISHへ。ラリベイと指宿の2トップになります。

柏は後半18分にCK。ショートCKからのクロスは、ラリベイがクリアします。ジェフは、後半20分にFK。はねかえされたボールを勇人がシュートも左に外れます。

後半21分、ハモン・ロペスが裏に抜け出すがシュートは右に外れます。

後半24分、ジェフはラリベイに代えて船山、真希に代えて清武を投入します。清武が右WBに入って、船山が2トップの一角に入ります。

さらに、後半27分、茶島が足をつって、溝渕が交代で入ります。溝渕が右に入って清武が左のISHに、町田が右に回ります。

後半28分、指宿のバックパスを江坂に奪われるが、これはロドリゲスが防ぎます。しかし、後半30分、伊東からのパスを受けた瀬川のミドルシュートが決まって、0-2と柏がリードを広げます。

後半34分、ジェフが清武のカットインから町田が受けてシュートを狙うが、打ちきれず。逆にカウンターから柏がシュートまで持ち込むが枠を外れます。

ジェフは後半36分、指宿がミドルシュートも、中村のワンタッチで上に外れます。ジェフのCKは、増嶋が頭で合わせるもののポストに当たってしまいます。

後半39分、柏が左サイドから崩して、最後は伊東が抜け出してシュート。これが決まって0-3となります。

それでもジェフは、後半41分。清武が右サイドへ大きくサイドチェンジ。溝渕が抜け出してドリブル突破からシュート。これは、中村が防ぐものの、こぼれたボールに溝渕がねばって、最後は指宿のシュートが決まって1点を返します。

vs柏レイソル 後半途中のメンバー

岡野が腿裏を痛めて負傷退場となってしまいます。4バックに戻して、勇人と町田がダブルボランチ。船山と清武が両SHに入ります。

後半48分、船山がシュートも左に外れます。逆に柏は後半49分、右から崩して伊東からのパスを受けたハモン・ロペスのシュートが決まって1-4とします。

ジェフは、高木の強烈なシュートも中村が防ぎます。試合は、このまま1-4で柏が勝利しました。

vs柏レイソル 試合終了時メンバー

戦評

試合終了後の握手をする選手たち

前半は上々の出来でしたが、後半は開始直後の失点とシステム変更がはまらずに後手に回ってしまい大量失点となりました。

前半は、ジェフのプレスがきいていた事もあり、何度もチャンスを作りました。ただ、柏も、裏をとってチャンスに結びつけていました。特に、江坂には何度も決定機を作られてしまいました。

GKのロドリゲスは、フィードの精度が高くて、これはかなり武器になりそうです。茶島は運動量も多く、強烈なシュートもあり、レギュラーに近い存在の気がしました。左SBの高木は、伊東の相手に苦労していましたが、前への推進力もあり、強烈なシュートもありました。為田、矢田とのコンビネーションがよくなれば、もっと攻撃に絡んでいけそうです。

近藤、増嶋のCBコンビは安定していましたが、後半はスピードで出し抜かれる場面もありました。それに、岡野の負傷もいたいところで。エベルトがキャンプ中に負傷した事もあって、一気にCBが不足してきました。

ラリベイのポストは安定していましたが、もう少しシュートまで持ち込ませる展開が欲しかったですね。前半シュートを打ってたのは、茶島や町田、為田、矢田といったところだったので。

後半の3バックは、エスナイデル監督が言っていたように、キャンプでも試していない形のようだったので、機能しなかったのは致し方ないでしょうね。キャンプ明けの疲労とも合わさって、あまりいい出来ではありませんでした。まずは、前半の出来を後半に継続させる事。さらに、きっちり点を奪う事でしょうね。

ACLプレーオフに向けてチームを作ってきた柏との差が出てしまいましたが、リーグ戦までまだ時間があるので、この試合で出た課題はクリアしておきたいですね。できれば、何試合かはTGをこなしてみてほしいところもありました。この試合に出ていない、小島や壱晟なども見てみたいですし。

選手評価
GK ロドリゲス 5.5
DF 近藤 5.5
DF 増嶋 6.0
DF 岡野 5.5
DF 高木 5.5
DF 真希 6.0
DF 溝渕
MF 熊谷 6.0
MF 勇人 5.5 
MF 町田 6.5
MF 茶島 6.5
MF 為田 6.0
FW 船山 5.0
FW 清武 5.5
FW ラリベイ 5.5
FW 指宿 6.0

前の記事へ 次の記事へ