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2017年 J2 第37節 ジェフ千葉vs松本山雅FC 5発大勝で3度目の連勝

Pasion 力戦奮闘

2017年J2第37節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs松本山雅FCの試合観戦で、フクダ電子アリーナまで行ってきました。

あいにくの雨模様になりましたが、松本山雅サポーターが大挙おしよせて熱気を感じました。岡山戦に勝利して、ホームで連勝を狙いたい一戦です。

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円陣ダッシュ

試合経過

vs松本山雅FC 先発メンバー

ジェフの先発は、GKに優也、CBに近藤、ボムヨン、右SBに真希、左SBに乾、ダブルボランチに勇人と矢田、右SHに清武、左SHに為田、トップ下に船山、トップにラリベイという布陣でした。先発は前節と変わらず。スタートから船山が中になりました。ベンチには町田も復帰しています。

開始早々の1分、近藤のパスがミスとなり松本にパスをつながれてシュートを許すものの優也がおさえます。しかし、その直後のプレーで間接FKを与えます。松本のシュートはボムヨンがブロックし難をのがれます。

さらに松本は、前半5分にCK。頭に当てるもののそのままゴールラインを割ります。前半7分にも松本のCK。シュート性のボールをはねかえし、このボールを真希がひろいます。ロングフィードが田中隼磨の背中に当たってこぼれたところを船山がひろってそのままカウンターとなります。最後は、船山からラリベイにわたって、ゴールに流し込みます。ジェフが先制し1-0とします。

ラリベイのゴール直後

松本は前半11分にFK。宮坂が直接狙うがポスト直撃でゴールを外れます。このボールはクリアしてCKに。続く松本のCK。ニアで合わせるが枠には飛ばず。

ジェフは、後半13分、乾が左サイドからのクロス。ラリベイが狙うが枠に飛ばず。その後、膠着状態が続くが、前半20分にジェフのCK。これは、ボールの競合いになるが、最後はファウルをとられます。
前半24分、ジェフのCKは、はねかえされます。さらに、前半27分にもCK。はねかえされたボールをひろって右に展開。真希がクロスをおくるがGKにキャッチされます。

ジェフの攻勢は続き、前半28分、ラリベイの落としから為田が突破してシュート。このはねかえりを船山がシュートも上に外れます。前半29分には、勇人からのパスを受けた船山が粘って、右に展開。真希が飛び出してシュートもGKがさわってCKとなります。つづくジェフのCKは、為田に戻したボールをからシュートを狙うがブロックされます。

前半31分、ジェフは船山のサイドチェンジから為田が頭で折り返すがGKがおさえます。前半34分からジェフのCKが続くがゴールにはつながらず。

松本は前半35分、ボールをつないで攻め込むもののシュートは右に外れます。さらに、前半37分。松本は左サイドからのクロスに高崎が合わせるが枠に飛ばず。前半40分、松本が右サイドからのFK。これは優也が弾き返します。前半45分には、工藤がループシュートを狙うが上に外れます。

前半は、このまま1-0で折り返します。

後半早々の2分、松本がボールをつなぐと、最後は工藤がループシュート。これが決まって松本が同点に追いつきます。

ジェフは、後半4分にFK。ボムヨンがあたまですらしていくが枠には飛ばず。後半5分には、松本がシュートを狙っていくが枠を外れる。

後半7分、為田が左サイドを突破してクロス。船山が頭で合わせるが枠には飛ばず。さらに、後半8分、船山がラリベイとのワンツーから中央へ。船山が粘って右に展開すると、真希がミドルシュート。バーに当たりながらもゴールに吸い込まれる。ジェフが2-1と勝ち越す。

真希のゴール直後

さらに、後半12分、ボムヨンのロングボールを飯田がヘディングで戻すがGKが後逸。ラリベイがこのボールに追いついて無人のゴールに流し込む。ジェフが3-1とする。

勢いにのるジェフは、後半13分、ラリベイが突破からシュートも上に外れる。後半15分、ジェフのFK。はねかえされたボールを下げて、このボールをボムヨンが遠目から狙うがGKに防がれる。後半17分にもジェフのFK。跳ね返されたボールから勇人が右サイドからおりかえすがブロックされる。

さらに、後半18分、為田のクロスから清武がシュートも跳ね返される。後半19分、右サイドから崩して、勇人のクロスからラリベイがヘディングもクリアされる。

松本は、後半22分にFK。競ったボールは高くあがり、優也がキャッチする。

後半24分、ジェフは、清武に代えて大久保を投入する。3バックに変わって、船山が右SHに回る。

後半25分、松本のFK。はねかえしたボールから松本が攻め込みシュートがゴールに吸い込まれるが、その前にハンドの判定。後半27分にも松本はシュートを狙うが右に外れる。

ジェフは、後半30分、船山がミドルシュートも防がれる。

後半32分、ジェフは船山に代えて町田を投入する。勇人がアンカーに下がって、矢田と町田がISHとなる。為田がラリベイとの2トップに変わる。

ジェフは、後半37分、ドリブルから矢田がシュートもブロックされる。後半37分、左サイドを乾が突破して折り返す。流れたボールを真希がミドルシュート。このボールを町田がコースを変えてゴール。ジェフが4-1とする。

後半39分、ラリベイに代えて指宿を投入する。

後半41分、大久保がミドルシュートも上に外れる。後半44分には、指宿がミドルシュート。GKが弾いたボールを為田がシュート。これが決まって5-1となる。

試合は、このままジェフが最後まで優勢に試合を進めて5-1で勝利した。

vs松本山雅FC 試合終了時メンバー

戦評

勝利のでんぐり返し

松本相手にまさかの大勝となりました。前半早々に先制した事でジェフとしてはやりやすくなりました。先に松本に点を奪われると、ホームといえ、やりづらくなります。点を取ったあっとのジェフは、徹底的にセカンドボールをひろいにいってペースを握らせない展開に持ち込みました。以前ほどハイラインではないものの、この試合ではプレッシャーもよくかかっていました。

後半早々に、工藤の見事なループシュートで同点に追いつかれてしまいましたが、早い時間に真希のゴールで勝ち越せた事、さらに相手のミス絡みではありますがラリベイのゴールですぐに3-1と突き放してゲームを決めてしまいました。

押せ押せという訳ではなかったのですが、ジェフが主導権を握る展開で、町田、為田の追加点もあり圧勝する事が出来ました。しかし、町田のゴールは何度見てもおしゃれですね。為田は、この試合でも90分出続けてゴールのおまけも付きました。ジェフのサッカーにフィットしだしてからは、なくてはならない存在になってきました。

練習ではうまくいっていなかったというダブルボランチの守備ですが、試合ではまったくそんな事を感じさせないプレーぶりでした。勇人と矢田の関係が非常にバランスがよかったと思います。勇人が厳しくいって、矢田がボールを落ち着かせながらさばくというのが安定感を与えていたと思います。

これで2連勝となりましたが、依然としてプレーオフ圏との勝ち点差は7のまま。残り試合は5試合となり、プレーオフ出場はむしろ厳しくなる一方です。とはいえ、この2試合で勢いが出てきた事も確かです。苦手のアウェイで連勝できれば、おもしろい事になっていくかもしれません。残り5試合で最大勝ち点15。勝ち点68になりますが、得失点差があるので、上位のチームが勝ち点68に到達するとプレーオフ出場はない言っていい事になります。

次節はアウェイ福岡戦。ちょっとタイミングが遅れた事もあり(といっても9月初旬でしたが)、宿の確保が出来ず。福岡遠征は断念しましたが、こうなってくると行けなくて残念です。
為田がレンタル元という事で出場できず。町田が戻ってきたので、アンカーをおくシステムに戻すのか、ダブルボランチのままで、右にサリーナス辺りをいれるのかという事になると思いますが、少しメンバーを変えざるを得ないので、ここが効いてくるかどうかが鍵になりそうです。アウェイで福岡に勝てれば勢いは本物となるだけに大事な試合になります。

選手評価
GK 優也 6.0
DF 近藤 6.0
DF ボムヨン 6.0
DF 大久保 6.0 
DF 乾 6.0
DF 真希 7.5
MF 勇人 6.5
MF 矢田 6.5
MF 為田 6.5
MF 町田 6.5 
MF 清武 5.5
FW 船山 7.0 
FW ラリベイ 7.0
FW 指宿 6.0 
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