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ちばぎんカップ2017 柏レイソルvsジェフ千葉 仕上がりはまだまだ 柏に完敗

22nd ちばぎんカップ

第22回ちばぎんカップ 柏レイソルvsジェフユナイテッド市原・千葉の観戦で日立柏サッカー場まで行ってきました。

日立台に行ったのは、なんと2005年8月以来で、約12年ぶりとなりました。シーズン前恒例のちばぎんカップ。沖縄キャンプでの成果がどれくらいでるか、課題がどれくらい出るかといった意味では大事な試合となります。

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前日までの寒さから用心して行ったのですが、晴天という事もあり観戦日和となりました。試合途中から、雲がかかって肌寒くなりましたが、それまでは暖かくて良かったです。

試合前の記念撮影

試合経過

ちばぎんカップ vs柏レイソル 先発メンバー

ジェフの先発メンバーは、GKに山本海人、3バックに若狭、近藤、西野、右WBに北爪、左WBに乾、アンカーにアランダ、ISHに真希と町田、2トップに船山と清武という布陣でした。

試合は、ハイプレスからジェフが押し込む展開から始まります。

前半5分のジェフのCK。若狭のヘディングシュートはGKの正面となります。さらに、前半6分には、クロスから船山がヘディングシュートもGKの正面となります。

前半11分には、清武が倒されて得たFKを清武自らが狙って行きますが、上に外れてしまいます。

ジェフのハイプレスになれてきた柏が徐々に盛り返していきます。前半18分、柏のFK。クリスティアーノが左サイドから狙うものの、左に外れます。

柏に再三裏を狙われる展開となるが、海人の飛び出しもあり、なんとか切り抜けます。それでも、柏の勢いは止まらず。

前半32分には、川和が左サイドからクリスティアーノがボールを入れて決定的なチャンスとなるが、ゴール前で触れず逆サイドに流れます。前半33分の柏のCK。ハモン・ロペスのヘディングシュートは海人の正面となり助かります。

前半35分、柏のシュートは、海人の脇を抜けるがゴールラインで近藤がかきだして逃れます。前半42分、柏のCKから、ハモン・ロペスがヘディングシュートも、海人が防ぎます。さらにシュートも、これも防いでCKとなります。再度のCKは、はねかえすが、クリスティアーノがひろってクロスも、これは海人がキャッチします。

前半46分、柏が右サイドからクロスをいれると、ハモン・ロペスがヘディングシュート。これは、ブロックしてCKとなります。このCKはクリアします。前半47分にも柏が右からボールを入れて、跳ね返したボールをクリスティアーノがシュートも左に外れます。

前半は、なんとか0-0で凌ぎきります。

ハーフタイムに、乾に代えてサリーナス、船山に代えてラリベイが交代で入りました。

後半2分、柏のCKは、はねかえします。後半6分、清武のロングスローからの跳ね返しを北爪がシュートも左に外れてしまいます。

柏は後半7分、ロングボールから伊東順也がシュートも海人がブロックします。このこぼれをさらにシュートも、DFがブロックして難を逃れます。

後半10分、ジェフのFK。清武が低いボールで狙うが、わずかに左に外れます。

後半12分、柏のFK。逆サイドに展開してフリーと鳴るが、折り返しは北爪がクリアします。後半13分、ジェフのCKは、はねかえされたボールをひろったサリーナスが右足でクロスをあげるが精度を欠いてしまいます。

後半14分、柏は左サイドからのクロスに伊東が頭で合わせるが、右に外れます。さらに、柏は伊東が右サイドを突破して中にボールをいれると、ファーサイドまで流れたボールをクリスティアーノが角度のないところからのシュート。これが決まって柏が先制します。

後半15分、町田に代えて比嘉が入ります。比嘉が左サイドに入って、サリーナスが中にポジションを移します。

後半18分、クリスティアーノがヘディングで前に流し込むと、ディエゴ・オリベイラがDF2人の間を抜けてシュート。これが決まり、2-0となります。

後半19分、アランダに代えて勇人を投入します。さらに、後半20分には、真希に代えて多々良を起用します。

後半20分、ジェフのFKは、跳ね返されます。

ジェフのCKのチャンス

後半21分のジェフのCKは、近藤が頭で合わせるものの右に外れてしまいます。後半23分、クリスティアーノのシュートは、上に外れます。

後半23分、足をつっていた西野に代えてイ・ジュヨンを投入します。

後半24分、サリーナスのスルーパスからラリベイがシュートもGKにブロックされて得点ならず。後半25分には、サリーナスが持ち上がってシュートも右に外れます。

その後、若狭が足をつって、CBのポジションから前にポジションをあげるものの、結局ベンチに下がってしまいます。多々良がCBにはいって、ジェフは10人で戦う事になりました。

この状況では、なかなかチャンスも作れず。試合は、2-0で敗戦となりました。

ちばぎんカップ vs柏レイソル 試合終了時メンバー

戦評

試合後の挨拶

前半開始じこそ、ハイプレスで柏を相手に押し込める事に成功したものの、その後は尻すぼみとなりました。かなりDFラインが高く設定されていた事もあり、柏に再三裏を狙われる事となりました。前半こそ、オフサイドにかけるシーンが多かったものの、後半にはそれも対応されてオフサイドが取れなくなっていきました。

もっとも、ハイプレス、ハイラインは、エスナイデル監督の方針でもあり、シーズン中も基本的は路線は変わらないと思われます。そう考えると、まだまだ改善点が多いなというところになります。なんといっても、左右のCBが足をつらして負傷退場となったのは痛いですね。シーズン中であれば、CBを変えるのはあまりやりたくはないでしょうから。もう少し、運動量を押さえるようにしないと苦しいでしょうね。

この試合、特に左サイドはほとんど攻撃にからめず。サリーナスは攻撃的な選手でしたが、守備の面で不安があったのか、すぐに比嘉をいれて中にポジションを移しました。サリーナスは、攻撃面ではかなりポイントになりそうですが、ポジションをどこをやるのかは気になるところです。インサイドハーフは町田と真希が先発でしたが、熊谷や、壱晟くんもいます。勇人や羽生もいますからね。

町田や船山が徐々にボールに絡めなくなった事も痛かったように思います。ハイプレスがかからなくなると、2人が中々前を向けなくなってしまいました。そんな中で、仕上がりの良さを見せたのは清武でした。清武はフィジカル面でもドリブルでゴリゴリいってFKをもらう場面があるなど、力強いプレーをみせてくれました。FK2本は、もう少しいいボールを蹴ってほしかったですが、ピッチコンディションも良くはなかったですからね。

開幕までもう少しありますが、時間はかかるかなという気がしました。来週はフクダ電子アリーナでSC相模原とのTMが組まれています。柏戦での課題をどこまで改善出来るか見ておきたいところです。

選手評価
GK 海人 6.5
DF 近藤 6.5
DF 西野 5.5
DF 若狭 5.5
DF イ 6.0
MF アランダ 6.0
MF 町田 5.5
MF 真希 5.5
MF 北爪 5.5
MF 乾 5.0
MF 勇人
MF 多々良 5.5
MF 比嘉 5.5
MF サリーナス 6.0
FW 船山 5.5
FW 清武 6.0
FW ラリベイ 5.5

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