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第95回 高校選手権 3回戦 聖和学園vs青森山田 2戦連続大勝で2年連続ベスト8

第95回 高校サッカー選手権

第95回 高校サッカー選手権 3回戦 聖和学園高校vs青森山田高校の試合を観戦しに駒場スタジアムまで行ってきました。

第1試合の後半から観戦してましたが、第2試合のみ簡単にレポート。青森山田高校は3回戦が鬼門となっていますが、ここを突破できた大会はベスト4が2回に、準優勝が1回と好成績を収めています。

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聖和学園vs青森山田

聖和学園は昨年の2回戦で対戦して青森山田に大敗しています。あのドリブル主体のサッカーは、青森山田の守備陣からすれば対応出来るもので、逆に青森山田の攻撃には対応しづらい布陣で相性としてはかなり悪かったのだと思います。今年は、昨年の対戦から何か変えて来るのかが見ものでした。

試合展開

青森山田が主導権を握る展開となります。聖和学園ゴールに何度も迫るものの中々ゴールは奪えず。聖和学園は、得意のドリブルが止められてチャンスに繋がらず。青森山田はうまく体をよせて自由にドリブルを許さず。ファウルせずにドリブルを止めて、セットプレーのチャンスも作らせず。

なかなか得点が奪えない青森山田だったが、前半24分、CKから鳴海がヘディングで合わせるがわずかにバーの上を越える。

それでも前半32分、青森山田はロングスローからヘディングでつないで、最後は高橋がヘディングシュート。これが決まって青森山田が先制します。さらに、前半35分、左サイドからクロスに嵯峨が頭で合わせて追加点を奪い2-0とします。

青森山田のゴール直後

前半ATにはCKからの流れで、左サイドからボールを入れると鳴海が押し込んでゴール。10分間で3点を奪う怒涛の攻めをみせます。

後半に入っても青森山田がペースを握る。後半8分、前線でボールを奪うとゴール前で郷家がつぶされるが、こぼれ球を鳴海が押し込んでゴール。4-0とします。

聖和学園は単発で何度かチャンスは作るものの、ゴールを脅かすまでにはいたらず。青森山田は後半27分、三国が左サイドからボールを入れると、聖和学園DFに当たってそのままゴールに吸い込まれてオウンゴールとなります。これで、5-0とした青森山田。

最後まで攻めの手を緩めなかった青森山田だったが、追加点は奪えず。このまま5-0で青森山田が勝利しました。

戦評

試合後の整列

昨年に続き、聖和学園に5-0で勝利しました。聖和学園は、ドリブルでゴール前まで攻め込む場面がほとんどなく攻め手がなかったですね。前半、聖和学園のドリブルに対応していた事もあり、得点するまでに時間がかかってしまった青森山田でしたが、そこからはあっという間に差が開きました。

昨年の大会で大敗している相手にどういった手でくるかと思われた聖和学園でしたが、最後まで自分たちのサッカーは変えず。またもや大敗を喫してしまいました。相手次第では、もっと上位も狙えたんでしょうが、青森山田相手だと、あのドリブルは対応されてしまいますね。

青森山田からすれば、聖和学園の攻撃は想定内であり、じっくりと対応すれば封じれるという感じだったのでしょう。攻撃面では、まったく相手をよせつけず。2試合連続で5-0の大勝としました。

鬼門の3回戦をなんなく突破。昨年につづきベスト8入りを決めました。3回戦を2年連続で突破するのは、これが初めてとなります。準々決勝では埼玉県代表の正智深谷高校との対戦となります。正智深谷は阿道の母校で、弟もメンバー入りしています。ここまで来たら簡単な相手はないでしょうが、今のサッカーをしていれば、十分に勝てる相手だと思います。準決勝にすすめば、西の横綱・東福岡との対戦が濃厚なだけに、ここをしっかり勝ち抜きたいところです。

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