2016年J2第11節 ジェフユナイテッド市原・千葉vsカマタマーレ讃岐の観戦でフクダ電子アリーナまで行ってきました。

風がやや強かったものの、天候にも恵まれ、GWという事でかなりの人出となりました。

ジェフはアウェイで2連敗。3試合白星なしという状況で、ここからなんとしても建てなおさなければいけない状況です。この状況で、どういった試合をみせてくるのか。

試合経過

ジェフの先発は、GKに優也、CBに近藤とイ、右SBに多々良、左SBに阿部、ボランチに富澤と若狭、右SHに町田、左SHに井出、2トップに船山とエウトンという布陣でした。ボランチに若狭が今シーズン初先発で入りました。長澤がベンチスタートとなり、SHに井出と町田が起用されました。トップは船山が先発復帰でエウトンとのコンビになりました。

まずは前半2分、讃岐のFK。これは、跳ね返します。

ジェフは前半6分、自陣から阿部が船山にパスを通すと、船山が富澤とのワンツーでぬけだし井出へパス。井出がドリブルで持ち上がり、船山へ。船山のシュートは左に外れてしまいます。

前半9分、富澤から井出へのパスを奪われて、そのまま西がシュートも左に外れる。

前半10分、ジェフは右サイドからの多々良のクロスは逆サイドに抜けるが、井出がひろって中に入れると、エウトンがダイレクトでシュートも上に外れてしまう。さらに、前半11分、船山が右サイドを抜けだしてクロスも、エウトンの前でクリアされる。

前半12分、讃岐がカウンター気味につないでシュートまで持ち込むが、これは左に外れる。

前半13分、左サイドからの阿部からのクロスをエウトンが粘ってシュート。こぼれ球を若狭が中にボールを入れると、町田がうまく合わせてゴールを奪う。ジェフが1-0とリードを奪う。

さらにジェフは前半15分、多々良がクロスもGKがキャッチする。

前半17分、讃岐は右サイドからのFK。だれも触れず、直接ゴールラインを割る。

前半20分、ジェフは井出からのパスを左サイドで船山が受けて突破。上がってきた井出がこれを受けて、若狭とワンツーで突破するが先にGKがキャッチする。

前半25分、讃岐のシュートは優也の正面ととなりキャッチする。

前半27分、阿部からのパスを受けた井出が速いクロスを送り船山がシュートを狙うが先にクリアされる。前半29分、エウトンが町田へ。町田が中へ入れたボールが相手に当たってこぼれたボールを若狭がミドルシュートも上に外れる。

前半38分、讃岐のFK。これは、誰もさわれず、そのままラインを割る。

前半39分、ロビングのボールを受けた船山だがシュートは打てず。そのままジェフがボールをつなぐがクリアされる。

前半40分、讃岐のFK。船山がクリアしきれずも、ボールは優也がキャッチする。

前半41分、讃岐がGKからのボールが中途半端となり、富澤が奪ってそのままミドルシュートも上に外れる。

前半は、このままジェフが1-0とリードして折り返す。

後半1分、讃岐は、馬場がシュートも右に外れる。

後半4分、富澤からのパスを受けた井出が持ち上がって、町田へパス。町田は相手に当てようとするがゴールキックの判定となる。

後半6分、富澤が負傷して、長澤と交代となる。

後半11分、ジェフのCK。シュートCKで阿部に出すが、これがそのまま相手に渡ってしまいカウンターとなるが、これはオフサイドとなり助かる。

後半12分、奪ったボールを井出にあずけて、井出はそのまま突破してミドルシュートも、GKがわずかに触って右に外れる。このCKは、エウトンがせったボールを中に入れる。井出がボレーで合わせるが相手に当たってGKがキャッチする。

後半17分、讃岐のFK。直接狙うが、優也がこれをセーブしてこぼれたボールを奪われるが、ここからのクロスは跳ね返す。さらに、讃岐の攻撃が続くが、なんとか凌ぎきる。

後半21分、エウトンに代えて阿道を投入する。

後半22分、讃岐が右サイドからしかける。ボールを奪えず、武田がカットインからシュート。これは優也が防ぐが、こぼれ球を木島に押し込まれてしまう。讃岐が1-1の同点に追いつく。

後半23分、阿部からのクロスを町田が頭だ合わせるが、これはGKがセーブする。後半28分、左サイドから井出のクロスが抜けて町田へ。町田からのパスを受けた船山がシュートもGKに防がれる。このCKは、跳ね返される。

後半31分、阿部からのパスを受けた町田がシュートもブロックされてしまう。

後半37分、ボールを奪って町田へ。町田からのパスを受けた船山がタイミングをはかってシュートもブロックされる。このCKは、近藤が頭に当てるが枠には飛ばず。

後半40分、讃岐のCKは、讃岐のファウルとなる。

後半41分、町田に代えて小池が投入される。

後半48分、井出のシュートがDFに辺りコースが変わるが、これはGKがキャッチする。その後の、讃岐の攻撃は凌ぎきる。

試合は、このまま得点生まれず。1-1の引き分けで終わった。

選評

アウェイの2試合と比べれば、大分良い試合展開だったのですが、2点目がまたもや遠かったですね。

前半、水戸戦などと違って、ロングボールをエウトンに当たるといった感じではありませんでした。ボールの回りがよくなりました。エウトンは、長いボールを頭に当てるようリは、足元で受けた方が得意なようですね。結果、ジェフがボールを持って攻めこむ回数が多くなりました。

その流れのまま、町田のゴールまで持ち込みました。これは良かったと思います。前半は、このままジェフペースとなったものの、追加点が奪えませんでした。2点目が奪えれば、このまま押し切る事が出来たかもしれないだけに残念でしたね。

後半、讃岐が攻勢に出てきて、一進一退といった状況でしたが、ジェフにも再三チャンスがありました。井出のシュート、船山のシュート惜しい場面はありましたが、いずれもゴールとはならず。攻めながらもゴールが奪えず、失点という事に鳴ってしまいました。

失点の場面は、井出に当たってこぼれたボールをそのまま持ち込まれてしまいました。シュートに持ち込まれるまでに、防ぎたかったところなんですが…。最後は、木島がこぼれだまを先に反応して押しこみました。あれは、弾いたボールが短かったので、木島の反応はさすがです。

同点に追いつかれた後も、ジェフにチャンスがありました。勝ち越し点が遠かったですね。阿道が倒された場面は、逆サイドだったのでよくわかりませんが、ファウルでもおかしくなかった気がしますが。

この試合、レフェリーの判定自体は間違っていたとは思いませんが、試合をコントロールできていなかったというのは感じました。この辺、ピッチにいる選手の方は冷静だったと思います。

富澤が負傷で、長澤がボランチに入りましたが、思いの外良かったです。井出がボランチに入るよりハマる感じがしますね。この試合初先発の若狭もよかったですね。CB,SBの選手なので、攻撃面はどうかなと思いましたが、町田のゴールをアシストしたのは若狭ですからね。前に出て行くところのバランスもよかったように思います。若狭がボランチとして機能したのはいいのですが、ボランチは火の車となってきました。

これで、4試合勝ち星なしとなりました。上位との差がまた開きました。順位こそ1つあがったものの、試合数の少ない熊本らがいるので、実質もう少し下の順位でもおかしくないと思います。まずは、少し持ち直した事で、次のアウェイの京都戦では、そろそろ勝ち点3が欲しいところです。

選手評価
GK 優也 5.5
DF 近藤 5.5
DF イ 6.0
DF 多々良 5.5
DF 阿部 6.0
MF 富澤 6.0
MF 若狭 6.5
MF 長澤 6.5
MF 井出 6.5
MF 町田 6.5
MF 小池 - 
FW 船山 6.0
FW エウトン 5.5
FW オナイウ 5.5