2016年J2第6節 セレッソ大阪vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をスカパーオンデマンドで視聴しました。
アウェイ大阪は、お花見の予定になりそうだったので、やめといたのですが、結果的には空いてしまったので行きたかったかなとも思いました。
2連勝のあとに群馬とスコアレスドローに終わってのセレッソ戦です。昨年は2戦引き分けで熱戦となっただけに、今年も競ったゲームになりそうです。
試合経過
ジェフの先発は、GKに優也、CBに近藤とイ、右SBに多々良、左SBに阿部、ボランチにアランダと山本、右SHに小池、左SHに長澤、2トップにエウトンと船山という布陣でした。エウトンが第2節以来の先発となりました。
試合はセレッソペースでスタートする事となります。
前半3分、山村が、リカルド・サントスとワンツーを狙うが出来ず。リカルド・サントスが強引にシュートも右に外れます。さらに、前半8分、柿谷がドリブルでとっぱして、リカルド・サントスへパスを送る。リカルド・サントスのシュートはポストに当たる。さらに、こぼれたボールを柿谷がシュートも上に外れます。
前半9分、杉本からのパスを受けた柿谷がシュートも、これは防いでCKに。セレッソのCKは、田中が胸トラップから反転シュートも右に外れます。
前半13分、多々良からのクロスははねかえされるが、このボールをひろってつなげる。最後は、山本がミドルシュートもGKが抑えます。
前半15分、セレッソのCKは、ニアでそらしたボールをクリアします。前半17分、またもセレッソのCK。これは優也が直接キャッチします。前半20分、セレッソは、ブルーノ・メネゲスがミドルシュートも優也がキャッチします。
前半21分、ジェフの攻撃。長澤からエウトンにつながって、エウトンが右に添加しすると、小池がシュートも上に外れます。前半25分、ジェフのCKは、エウトンが頭に当てるもののゴールには飛ばせず。
前半27分、セレッソは、ソウザが遠目からシュートも左に外れます。さらに、前半29分、セレッソが右からボールを入れて、ブルーノ・メネゲスの落としから柿谷がシュートも右に外れます。
前半32分、セレッソのCK。山下のヘディングは防ぐが、こぼれたボールをソウザに押し込まれてセレッソが先制します。
前半38分、セレッソのFK。ソウザが頭で合わせてゴールを奪い2-0とします。
前半40分、杉本のミドルシュートは、優也がはじきだします。このCKは、なんとか跳ね返します。
前半43分、多々良のロングボールから船山がぬけ出すが、ボールに追いつけず。
前半終了間際、山本が足を痛めてピッチ外へ。
ハーフタイムに、足を傷めた山本に代えて富澤に交代します。さらに、小池に代えて吉田を投入します。吉田は右SHにそのまま入りました。
後半1分、アランダが持ち上がって左からボールを入れると、エウトンがダイレクトで合わせてゴールを奪います。1-2とします。
後半3分、船山が右サイドからクロスも、エウトンに入る前にクリアされてCKに。このCKは跳ね返されます。
後半5分、セレッソが右からのクロス。クロアボールが逆サイドに流れて丸橋がシュートも左に外れます。
後半8分、スルーパスから船山がボールを受けて、阿部へ。阿部がクロスを入れるがはねかえされます。後半9分、富澤のミドルシュートは左に外れます。
後半11分、セレッソのFKは、クリアします。
後半14分、ボールカットから、長澤へ繋いで、ミドルシュートもGKが抑えます。後半15分、ジェフのFK。阿部がボールを入れるがタッチラインへ抜けてしまいます。後半17分、船山が左サイドでボールをキープして、長澤へ。長澤がクロスを入れて、多々良が狙うが、そのままラインを割ります。
後半19分、リカルド・サントスのミドルシュートは左に外れます。後半22分、セレッソのFK。リカルド・サントスが頭で合わせるが、左に外れます。
後半24分、ジェフのCK。エウトンが頭で合わせるが、GKの正面となって防がれます。さらに、ジェフのCKも、セレッソが守りきります。
後半30分、セレッソは関口が右からボールを入れて、柿谷がシュートも右に外れます。後半31分、セレッソのCKは、シュートが味方に当たって外れます。
後半34分、左サイドから長澤がボールを入れて、最後はエウトンがシュートも相手に当たります。
後半35分、多々良に代えて北爪を投入します。富澤が下がって3バックに。アランダがアンカーに入ります。
後半37分、ジェフのFKは、長くなって直接ラインを割ります。
後半41分、セレッソのシュートは右に外れます。後半42分には、柿谷がシュートも左に外れます。
後半46分、ジェフのCKは、跳ね返されます。後半48分、ソウザのシュートは優也が止めます。
試合はこのままセレッソが守りきり、2-1で勝利しました。
選評
前半の出来が悪すぎました。殆どの時間でセレッソペーストなってしまいました。それでも、なんとか失点せずに折り返せればよかったのですが、2失点でおりかえす事となりました。失点の場面は、いずれもセットプレーからで、ここはしっかりと守ってほしいところでした。
ここにきて、アランダのところを警戒されてきました。アランダのいるエリアを外してボールを回されてしまいました。さらに、阿部のいる左サイドも徹底的に封じられてしまいました。小池も縦への突破があまり効果で気ではなく、右サイドからも攻撃も。久々に先発のエウトンにもボールが全く収まらず。ジェフは散発の攻撃に終止しました。
ただ、後半はセレッソがペースダウンしたこともあり、一転してジェフペースとなりました。開始早々に1点を返して反撃の狼煙をあげたものの、その後が続きませんでした。一気に、同点まで追いつきたい流れでもありました。
前半、アランダのところを外されていましたが、後半は富澤が入って守備面では効果的でした。アランダが前に出る場面が多くなりました。右サイドに入った、吉田もうまくボールを引き出して、攻撃を活性化していました。吉田の運動量は、サイドハーフでも生きるものでしたね。
前半、まったくボールが収まらなかったエウトンのところも、しっかりとボールが収まり始めました。前半の出来は何だったんだろうという感じでした。
終盤、北爪を入れて、アランダのアンカー1枚にして、前線の人数を増やしてきましたが、今ひとつ効果が薄かったようです。サイドからボールが入るケースはあまりなかったように思います。
この試合のセレッソがやったジェフ対策は、今後も他のチームが参考にしてくるケースは考えられるでしょう。山本が負傷退場したのも痛いですね。ただ、富澤がボランチに入った場合は、アランダが前と絡む事が多くなって、攻撃面では一応の成果があったと思います。開幕戦では、アランダと富澤がいずれも守備重視という感じで前となかなか絡めませんでしたが、ここらへんはアランダもJリーグの試合に慣れてきたところがあるのでしょう。
この試合では起用されなかった、井出や町田も見てみたいですね。井出は、群馬戦でもいい動きを見せていただけに、もう少し使ってみて欲しいですね。
次節は、ホームで金沢との対戦になります。今シーズンは、まだ調子が上がってきていない金沢だけに、しっかりと勝って連敗だけは避けたいところです。連敗しなれば、まだまだ浮上のチャンスはあるはずなので、辛抱強く戦っていきたいところです。
選手評価
GK 優也 5.5
DF 近藤 6.0
DF イ 6.0
DF 多々良 5.5
DF 阿部 6.0
MF アランダ 6.0
MF 山本 6.0
MF 富澤 5.5
MF 小池 5.0
MF 長澤 6.0
FW 船山 5.5
FW エウトン 6.0
FW 吉田 6.0