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U-23日本vsU-23 メキシコ 前回王者に競り勝つ

U-23日本代表

リオ五輪進出を決めたU-23日本代表が、ポルトガル遠征でロンドン五輪金メダルのU-23メキシコ代表と対戦しました。テレビ東京での生中継でテレビ観戦しました。

これまで、アジア勢を中心に戦ってきたU-23日本代表にとっては、ようやく世界に向けた戦いが始まるというところです。いきなり、前回チャンピオンとの対戦という事で、現時点での力が試されます。

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試合経過

日本の先発は、GKに中村、CBに植田と岩波、右SBにファン・ウェルメスケルケン・際、左SBに亀川、ダブルボランチに遠藤と原川、右SHに豊川、左SHに南野、トップ下に中島、1トップに久保というメンバーでした。

手倉森監督は世界仕様に1トップの4-2-3-1という布陣で来ました。これまでもこのフォーメーションでやった事があるので違和感はないと思います。

U-23日本vsU-23メキシコ 先発メンバー

前半開始早々から、日本がアグレッシブにプレッシャーをかけにいきます。そんな中、前半2分、前線でボールを奪い、中島がドリブルでしかけながらシュート。これが相手DFに当たってループシュート気味にゴールに吸い込まれます。日本がいきなり先制点を上げます。

前半6分、久保が左サイドを突破して折り返すが、これは相手ボールとなります。

前半8分、メキシコが左サイドから仕掛けて、ゴール前にボールをおくるが、シュートはヒットせず、中村が抑えます。さらに前半10分、メキシコが右サイドからのクロスは跳ね返すが、このボールを拾われてミドルシュートも左に外れる。

前半13分、日本のCK。これはGKが直接キャッチします。

前半20分、日本のCK。ニアで久保がキープするが、奪われてチャンスにつながらず。前半22分、右サイドから際が低いクロスをおくるが跳ね返される。前半24分、日本のCKも、メキシコDFが頭で跳ね返します。

前半27分、中島がパスを受けてフリーに、しかしシュートは右に外れてしまいます。前半28分、左サイドから亀川のクロスに、久保が頭で合わせるが枠を外れます。前半31分、日本のFK。左にボールを送るが、跳ね返されます。これをひろって、中島がクロスをあげるものの、これも跳ね返されます。

前半32分、久保のミドルシュートは上に外れます。後半33分、遠藤のボール奪取からのカウンター。中島の縦パスを受けた久保がヒールで流したところを南野がひろってフリーに。冷静にシュートを決めて2-0とします。

前半34分、右サイドからの際のロングスローは相手がクリアします。前半35分、中島のミドルシュートは、GKがキャッチします。

前半36分、メキシコのFK。ヘディングで合わせられるが、これは中村がキャッチします。

前半38分、日本のCK。ショートCKからのクロスは跳ね返されます。前半39分、右からのクロスに豊川が飛び込むがシュートは打てず。前半40分、日本のCK。久保がニアで合わせるがGKがキャッチします。

前半は、このまま2-0で折り返します。

ハーフタイムに、岩波に代えて奈良、豊川に代えて井手口を投入します。井手口がボランチに、原川が前に出ます。

後半3分、遠藤がボールを奪って、南野へ。南野からのパスを受けた遠藤から久保へ。久保のシュートはブロックされる。日本のCKとなるが、クリアされる。

後半6分、メキシコのCK。ニアにボールを送るがクリアします。さらに、後半7分、メキシコのCKは久保が頭でクリアします。さらに、メキシコが左サイドから攻めこむものの、なんとか跳ね返します。

後半11分、原川に代えて金森を投入します。

後半14分、日本のCK。ニアに送るがクリアされます。

後半16分、メキシコが右サイドからのクロスにヘディングシュートも左に外れます。後半17分、メキシコが右サイドからクロスも中村がキャッチします。さらに、後半19分、メキシコのFK。これは、なんとか跳ね返し続けます。

後半20分、南野に代えて鎌田を投入します。

後半22分、メキシコがゴール前にボールを流しこむが中村がキャッチします。後半25分、メキシコのシュート。1度は防いだももの、再度のシュートは際に当たり、そのままゴールに吸い込まれます。2-1となります。

後半24分、際に代えて小泉、中島に代えて関根を投入します。

後半29分、メキシコのFKは、跳ね返します。さらに、右サイドからクロスも跳ね返します。後半31分、メキシコのCKは、頭で合わされるが上に外れます。後半33分、メキシコのFK。跳ね返してカウンターもパスが流れてしまいます。

後半34分、遠藤からのクロスに、右サイドからシュート。跳ね返されたボールをひろって、久保が仕掛けて、最後は金森がシュートも止められます。

後半40分、メキシコのシュートも、上に外れます。後半42分、久保がドリブルで持ち上がるが倒されます。日本のFKとなり、井手口が狙うもののファウルを取られます。

後半アディショナルタイム。メキシコのチャンスが続いたものの、なんとか最後まで耐え切りスコアは動かず。日本が2-1で勝利しました。

U-23日本vsU-23メキシコ 試合終了時メンバー

選評

強烈なプレッシングで、メキシコの出鼻をくじいた格好となりました。まだ、メキシコの方は試合に入りきれていない状態だったと思います。そんな中での中島のシュートが早々に決まりました。これは、日本にとっては大きかったと思います。

メキシコの方は、まだまだ親善試合という事もあって、それほど力を入れてきている感じではなかったように思います。そこへ、日本のプレッシャーがあってバタバタしてしまったところもありました。後半に入って、さすがにこのままではいけないという事で、メキシコにかなり攻められる時間帯が多くなりました。

結果的には1失点はしてしまったものの、同点弾は許さず。なんとか守りきりました。

右SBは怪我人続出という事で、オランダで試合に出ていた際が初招集となりました。守備面ではかなり後手を踏まされていたなというところです。攻撃の方が得意なのかなという感じでしたが、攻撃でもそこまでのインパクトは与えられなかったように思います。

中盤、特に遠藤のところがかなり効いていました。前の南野、豊川、中島のところでも守備にがんばっていて、前でボールを取れる事が多くなりました。ボールを取り切れれば、そこからチャンスを作れるので、かなり良かったと思います。

メキシコに勝ったとはいえ、相手が準備不足という印象もあり、本大会ではこの通りにはならないだろうという気もします。ただ、それでも前回王者に勝ったのは一つの自身になりますね。後は、本大会までにどれだけ試合をこなせるかというところにも

選手評価

中村 6.0
植田 6.5  
岩波 6.0
奈良 6.0 
際  5.0
小泉 5.5  
亀川 5.5
遠藤 7.0
原川 5.5
井手口 6.5  
豊川 5.5
中島 6.5
関根 6.0 
金森 5.5
久保 6.5

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