2015年 J2 第35節 ジェフユナイテッド市原・千葉vs愛媛FCの試合観戦でフクダ電子アリーナまで行ってきました。

天気もよくて汗ばむ陽気。愛媛物産展に、レジェンドマッチもあり試合前から忙しい感じでした。

ジェフは、前節大宮に敗れて今季10敗目。これ以上は負けられない中で、一つ上の順位の愛媛との一戦です。木山監督が相手ですし、2度は負けられません。

試合展開

ジェフの先発は、GKに高木、CBにキムと冨澤、右SBに大岩、左SBに太亮、ボランチにパウリーニョと健太郎、右SHに水野、左SHに井出、2トップにネイツと松田という布陣でした。

太亮がスタメンに復帰。森本が欠場で、ネイツがトップに入って、左SHには井出が久しぶりに先発で入りました。サブには勇人が復帰しています。

開始2分の愛媛のCK。折り返してきたボールは高木がキャッチする。

ジェフは、前半6分に水野が左足でミドルシュートも枠を外れる。

前半7分、ジェフのFKも、クリアされてCKに。このCKは、キムが頭で狙うも浮いてしまいゴールならず。

この後、ややジェフペースながらも、チャンスにつながらず。

前半16分、自陣からパスがつながって、右サイドから水野がクロスをあげると、井出がニアで合わせてゴールを奪う。ジェフが、先制点をあげる。

前半18分、井出がドリブルで持ち込んで戻したボールをパウリーニョが切り替えしてからのシュートもブロックされる。

前半25分、愛媛が連続してCKとなるが、これは防ぎ切る。

前半29分、自陣からのこぼれ球をひろった松田がドリブルで持ち上がって、左サイドへ。井出が受けて、太亮に渡してクロス。こぼれたボールを水野が左足ボレーもGKに防がれる。さらに、太亮が拾ってクロスもネイツには合わず。さらに、水野がクロスもGKがキャッチする。

井出がもも裏を痛めて負傷退場となる。前半31分、谷澤が投入される。

前半35分、愛媛は遠目からシュートを放つも枠を大きく外れます。

前半39分、松田からのスルーパスを受けた水野がクロスをあげるがGKがキャッチする。

前半42分、愛媛のCKは、逆サイドに抜けてゴールラインを割る。

前半AT、ジェフはFKからのこぼれ球をパウリーニョがミドルシュート。これは防がれるが、こぼれたボールを松田がシュートも、これはオフサイドとなる。

前半は、このままジェフが1-0とリードして折り返す。

後半3分、高木からのパスが合わずに相手に奪われる。これは防いでCKとなる。河原がヘッドで折り返すが高木がキャッチする。

後半5分、水野のクロスのクリアボールをはねかえして、谷澤がひろってヒールパス。これをシュートに行くがクリアされる。

後半6分、健太郎が速いクロスを送るが、松田にはわずかに合わず。
さらに後半7分、松田から右サイドに流して、ネイツが折り返す。相手にあたってこぼれたボールを水野がミドルシュートもゴールならず。

後半10分、大岩のクロスに松田が受ける。こぼれたボールを水野がミドルシュートもブロックされる。

後半12分、愛媛のCK。ヘディングは高木の正面に飛んで助かる。
さらに、後半15分には愛媛のFK。直接狙うがバーの上をこえる。

後半21分、水野に代えて佑昌を投入する。谷澤が右SHに回って、佑昌が左に入る。

後半23分、ジェフのCKは、はね返される。後半25分には、自陣からのボールをネイツが右サイドに展開。谷澤がクロスを上げて、松田が頭で合わせるがボールは枠に飛ばず。

後半27分、谷澤がボールを奪われてシュートまで持ち込まれるが防ぎ切る。

後半33分、愛媛が左サイドからクロスも、ヘディングは枠を外れる。

後半34分、ネイツに代えて阿道を投入する。

後半36分、ジェフのCK。阿道がヘディングも枠には飛ばず。

後半39分、愛媛が左サイドからクロスもヘディングは高木の正面。
後半42分の愛媛のFKは、ブロックする。

このままジェフが最後まで1点を守りきり、1-0で勝利しました。

 

戦評

守備組織自体はものすごく改善した訳ではありませんでしたが、個々の選手のがんばりで最後まで抑え切りました。

組織で守れていない部分は変わってない部分で、ボールを奪う位置が低くなってしまいがちでしたが、そこからの攻撃は良かったと思います。

比較的早めに前までボールを運ぶ事によって、低い位置からの攻撃でも機能していました。

特に前半は、井出が非常にいい動きを見せていてゴールまで奪ってみせました。途中で怪我で退場になってしまいましたが、すこし調子が良すぎた分で動け過ぎたのかもしれません。

ただ、代わりに入った谷澤もらしいプレーで攻撃にアクセントを加えてくれました。

後半にもチャンスは作れていたので、そこで2点目が奪えれば楽に勝てた試合だったかもしれません。愛媛の決定力不足に助けられた部分もありますが、それでも勝ちきれた事が大きいですね。

1-0での勝利でしたが、長崎、東京Vも敗れた事で、順位が一気に5位まで上がりました。

勝ち点差、得失点差はわずかなので、これで安心できる要素はありませんが、ようやくプレイオフ圏内まで戻ってきました。

次節は、またも上位の福岡との対戦です。セレッソとの直接対決で勝利して3位に上がっています。相手も調子はいいでしょうが、ジェフも負けてられませんね。

まずは、プレーオフ圏内を確定させて、出来るだけ上位に食い込んでいきたいところです。

選手評価
GK 高木 6.0
DF キム 6.5
DF 冨澤 6.0
DF 大岩 6.5

DF 太亮 6.0.
MF パウリーニョ 6.5
MF 健太郎 6.5 
MF 井出 6.5
MF 谷澤 6.0 
MF 水野 6.5 
FW ネイツ 5.5

FW 田中 6.0 
FW 松田 5.5 
FW オナイウ 6.0