2015年 J2 第19節 大分トリニータvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をスカパーオンデマンドで視聴しました。

ここまで５戦白星なしという状況ですが、相性の良い大分相手に、まずは勝ち点3を取りたいところです。

大分は現在最下位に沈んでおり、ジェフと同様ここのところ勝ち星がありません。とはいえ、この相手に負けている訳にはいきません。

試合展開

ジェフの先発は、GKに岡本、CBに大岩とキム、右SBに金井、左SBに太亮、ボランチにパウリーニョと勇人、右SHに井出、左SHに谷澤、トップ下に町田、トップに森本という布陣でした。

勇人が2か月ぶりに復帰、さらに谷澤もスタメン復帰となりました。ネイツはベンチスタートとなりました。

序盤から大分に押し込まれる展開となる。

いきなりサイドから突破されてクロスを送られるが、中と合わずに助かる。

さらに、前半2分、大分のFK。競り合いでこぼれたボールをシュートされるものの、これはブロックする。
前半4分、大分のCK。ヘディングは、わずかに右に外れる。

大分が裏にボールを放り込むと、対処に苦しみ後手を踏んでしまう。

それでも、パウリーニョや井出がドリブルで突破して、徐々にジェフも反撃を開始する。

大分のCKは、シュートが岡本の正面となり、ゴールは許さない。

前半18分、勇人の縦パスからつないで、町田からのスルーパスに太亮が反応するが届かず。

さらに、前半19分、森本が右に展開して、金井がクロスも相手DFがクリアする。このCKは、パウリーニョがファウルとなる。

たびたび、大分の裏を狙うボールに苦しむが、決定機とはならない。

前半25分、パウリーニョから谷澤につながって、森本が抜け出して倒れるが、これはノーファウル。

前半29分、町田が右サイドからしかけて、森本につなぐ。森本が強引にシュートもブロックされる。
このCKは、こぼれたボールを町田がシュートもブロックされる。

大分は、前半31分のCK。ヘディングははねかえすが、こぼれたボールをミドルシュートもバーの上をこえる。

そして、前半37分、町田が縦パスに反応して、おりかえすと井出がシュート。相手DFに当たるものの、ゴールに吸い込まれ、ジェフが先制する。

金井が相手の上から落ちる形で頭を打ってしまうが、復帰する。

前半は、このまま0-1でジェフがリードして折り返す。

ハーフタイム、町田に代えてネイツを投入する。

後半、ジェフは左サイドを起点に攻めるが決定機とはならない。

後半7分、ジェフのCK。跳ね返されたボールをパウリーニョがミドルシュートもGKの正面となる。

その後は、大分がFK、CKからチャンスをつかむが、ジェフが必死に守り抜く。

ジェフは後半24分、谷澤からのヒールパスを受けた太亮がクロスをあげると森本が頭で合わせるが右に外れる。

さらに、後半25分ネイツの落としを谷澤がシュートも、これはネイツのファウルを取られる。

後半29分、大分が裏に入れたボール、太亮が頭でクリアしようとするが、ボールが相手に流れるが、ヘディングはバーの上を越えて助かる。

後半30分、大分の猛攻。シュートは金井が体を張って防ぐ。その後の混戦も防ぎ切る。

後半31分、大分が左サイドを突破してクロスも、高松のシュートは岡本の正面。

後半34分、谷澤に代えて佑昌を投入する。井出が左に回って、佑昌が右SHに入る。

大分は再度、左サイドからのクロスに高松があわせるが、またも岡本の正面に飛んでしまう。

後半41分、森本に代えて阿道を投入する。

終盤、大分の猛攻を、最後までしのぎ切る。ジェフが辛くも0-1で逃げ切り勝利した。

戦評

公式記録では、シュートがわずかに3本。これで、よく勝ったものだなという感じです。

本当に、井出のゴールは値千金でした。大分に攻められる時間が長くなったものの、今日は失点0で防ぎ切る事に出来ました。

ただ、そこは相手が最下位という事で、攻めに問題があるのだという事でしょう。兵働がかなり気合が入っていたようで、チャンスに何度も絡んでいましたが、フィニッシュの精度に欠けてくれて助かりました。

試合としては、いいところはあまりなかったですが、勇人が復帰してくれた事は大きくなっていくでしょう。とりあえず、5試合ぶりに勝ち点3を手に入れたのが最大の収穫です。

これで、試合内容も少しづつ上向いていってくれればいいのですけれど。

試合内容以外でいうと、審判への抗議や遅延行為でイエローカードを3枚もらったのは反省材料ですね。これ以外にも金井が、累積イエロー4枚で次節は欠場となっています。無駄なイエローは地味にダメージとなってくるので、なんとかしてもらいたいところです。

次節は、アウェイでの徳島ヴォルティス戦です。今節終わって21位とこちらも低迷していますが、対戦成績で言えばあまり分がいい相手でもなく、鳴門の風には苦しめられてきました。

とは言え、このアウェイ2連戦で勝ち点6を取れれば、今後に向けては大きいでしょう。勝ち点3を取って7月反抗といきたいところです。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 大岩 6.0
DF キム 6.0
DF 金井 6.5 
DF 中村 5.5
MF パウリーニョ 6.0
MF 勇人 6.0 
MF 井出 6.5
MF 谷澤 6.0 
MF 田中 5.5
FW ネイツ 5.5
FW 森本 5.5
FW オナイウ -