AFCU-23選手権2016予選のU-22日本代表vsU-22ベトナム代表の試合をフジテレビの生放送でテレビ観戦しました。
マカオ戦から中一日という事でメンバーも入れ替えてきました。
試合経過
日本の先発は、GKに櫛引、CBに植田と西野、右SBに松原、左SBに山中、ボランチに遠藤と大島、右SHに矢島、左SHに南野、トップ下に中島、トップに久保というメンバーでした。
日本がボールを試合する展開になるものの、中々チャンスが作れません。
ベトナムは時に、ロングボールから少ない人数でカウンターを仕掛けてきてゆだんなりません。
序盤のCKのチャンスもゴールには結び付けられず。前半9分の松原のミドルシュートもGKが抑えます。
その後は、なかなかチャンスも作れなくなり、こう着した展開となります。
左サイドから山中がいいクロスを入れてくるものの、中とのタイミングが合わずチャンスとななりません。
前半31分、南野が全線でボールを奪ってドリブルからシュートに持ち込むものの枠を外れます。
さらに、前半40分、南野がドリブルからシュートも、わずかに右に外れます。
そうした中、前半43分、中島がゴール前でボールを持って、久保、南野もからんで、さいごは中島のシュートが決まり日本が先制します。
前半ATにはベトナムのセットプレーのチャンスがあり、危ない場面もあったもののしぎきり、1-0で折り返します。
後半も日本がボールを持つ時間が長くなるものの、暑さのせいもあり動きがよくありません。
後半6分、こぼれ球を拾った矢島がシュートも右に外れます。
ベトナムにもFKのチャンスがあったものの、ここはしっかりとしのぎ切ります。
後半10分、久保に代えて鈴木を投入します。
後半19分、日本のFKのチャンスに山中が低い弾道で狙うものの壁に当たります。跳ね返ったボールを植田がミドルで狙うもののバーの上を越えます。
後半21分、矢島に代えて豊川を投入します。
後半25分、鈴木の折り返しを中島が狙うが相手に当たり、これを豊川がシュートも防がれます。
このCKから西野がヘディングシュートもバーの上を越えます。
後半28分、日本のFKのチャンス、西野が足を延ばして決めるものの、これはオフサイドの判定。
後半35分、ベトナムのFKはヘディングで跳ね返します。ボールを拾われて、放り込まれるものの櫛引がしっかりとキャッチします。
後半36分、南野に代えて浅野を投入します。
後半AT、中島のシュートが決まって2-0とします。その直後にタイムアップしこのまま日本が勝利しました。
選評
暑さのせいか中一日というコンディションのせいか、全体的にあまり動きはよくなかったと思います。
三浦監督率いるベトナムは、完全に引いてカウンター狙いというサッカーに徹してきた事もあり、攻めあぐねてしまいました。
個々の能力では日本が上回っていたものの、工夫が足りないようにも見えました。
期待されていた、海外組の久保や南野も持ち味があまり出せませんでした。直前の合流で、暑さという事もありこのチームでの試合も少ない事もありましたが、物足りない内容でした。
試合内容としては、よくなかったですが、この勝利で最終予選進出が目前に迫ってきました。最終戦はマレーシア相手に引き分け以上で勝ち抜けですが、ここはしっかりと勝ってもらいたいですね。
来年のAFC U-23選手権はカタール開催という事で暑さもあるでしょうし、時期的にもオフシーズン明けなので、いまの状況を見ると心配になりますね。リオ五輪への枠は3。少なくとも準決勝に進まない事には出場権を得る事が出来ません。
最終戦は、南野がチームを離れるという事で、またメンバーが入れ替わる事になるでしょう。しっかりといい準備をして勝って帰ってきてほしいところです。