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アルガルベカップ2015 なでしこジャパンvsポルトガル女子 3発快勝!!

アルガルベカップ2015

アルガルベカップ2015 なでしこジャパンvsポルトガル女子代表の試合をフジテレビの中継を録画してテレビ観戦しました。

初戦のデンマーク戦でまさかの黒星スタートとなりました。この試合は、確実に勝っておきたいところでした。

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試合展開

なでしこの先発は、GKに福元、CBに田中明日菜と川村、右SBに有吉、左SBに上尾野辺、ボランチに宇津木の上辻、右SHに永里、左SHに横山、2トップに菅澤と高瀬という布陣でした。

なでしこジャパン
アルガルベカップ2015 vsポルトガル女子代表 先発フォーメーション
24.菅澤
15.高瀬
23.永里
16.上辻
13.宇津木
22.横山
19.有吉
20.川村
14.田中
12.上尾野辺
1.福元
TextFormations

 

ポルトガルは、開始早々にFKのチャンスも、ここはしっかりと跳ね返す。

一方、なでしこは大きくサイドチェンジのボールを入れるなど、積極的に試合をすすめていく。

なかなか、チャンスがつくれなかったなでしこだったが、12分に菅澤が抜け出してヒールで戻したところを高瀬がシュートも力弱くGKにキャッチされてしまう。

なでしこがボールを回す展開も決定機がつくれず。逆に、17分にはポルトガルがサイドを突破してクロスも、相手が足を滑らせてシュートを打てずに助かります。

その後も、なでしこが主導権を握る展開をが続くが、裏を狙ったボールは何度もオフサイドにひっかかってしまい決定機が作れない。

初キャップの横山がドリブルでしかけるがなかなかチャンスとはならず。CKのチャンスも生かせず。

前半30分、ポルトガルが遠目からのFK。相手に頭で合わされるが福本がしっかりとキャッチする。

前半37分、なでしこのFKのチャンス、競り合いからこぼれたボールを川村がボレーでけりこんでゴールを奪う。なでしこがようやく先制点をあげる。

その後も、何度かなでしこにチャンスがあったがゴールは生まれず。前半は1-0で折り返す。

後半もなでしこがペースを握る展開となる。後半、開始早々には左サイドからのボールに上辻が飛び出してヘディングもゴール方向に飛ばず。

後半9分にはスローインからつないで、宇津木が出したボールに横山がカットインしながらミドルシュート。これが決まって2-0とする。

さらに、続けざまに、今度は高瀬がミドルシュートを狙うが、相手GKがなんとか逃れる。その後もCK,FKのチャンスがあったが追加点は奪えず。

途中から、トップに横山が入って、高瀬が左SHに回る。

後半14分、ポルトガルのFKは福元がキャッチ。さらに、ポルトガルのFK、CKのチャンスが続くが、しっかりと守りきる。

なでしこは、後半18分、高瀬がボールを受けて菅澤にボールをだしてシュートも、これはオフサイドの判定となる。

後半22分には、田中明日菜が持ち上がって、右サイドの有吉にスルーパス。有吉が突破して折り返すが、永里には合わずGKがキャッチする。

後半27分、永里に代えて安藤、宇津木に代えて阪口が投入される。

後半30分、前線で菅澤がつぶれながらもスルーパス。安藤が抜け出して折り返すが、わずかに横山には合わずGKが先にキャッチする。

後半34分には、川村からのロングボールに菅澤が胸トラップから抜け出してそのままシュートに持ち込む。GKの肩口を抜けてゴールに吸い込まれる。なでしこが3-0とリードを広げる。

後半40分、菅澤に代えて川澄を投入する。

ポルトガルが続けてチャンスを作るが、なでしこがしっかりと防ぎ切る。その後、なでしこがCKのチャンスもゴールを奪えず。

ATには高瀬のミドルシュートも枠を外れる。このままタイムアップとなり、3-0で勝利した。

 

なでしこジャパン
アルガルベカップ2015 vsポルトガル女子代表 試合終了時フォーメーション
7.安藤
22.横山
9.川澄
16.上辻
6.阪口
15.高瀬
19.有吉
20.川村
14.田中
12.上尾野辺
1.福元
TextFormations

 

戦評

デンマーク戦から11人全員を代えてきました。中1日という事もありますが、思い切ったメンバー構成にしてきました。

全体としてはパスミスはあったりしたものの、積極的に相手にプレッシャーをかけた事で、ボールを奪い返す事が出来ていたので、それほど怖い場面はありませんでした。

なかなか流れの中からシュートまで持ち込めなかったものの、セットプレーから先制点を挙げてだいぶ楽になりました。

後半は、横山がいきなりのミドルシュートを決めて、高瀬や菅澤にも刺激になったようです。

前半からなでしこがペースは握ってましたが、後半はよりいっそう押し込む展開が多くなりました。ボールを失うケースも少なくなって安定してきました。

菅澤は前半から何度も裏に飛び出してはオフサイドを取られていましたが、得点シーンではうまくオンサイドから抜け出す事が出来ました。胸トラップで前にボールが飛び出しましたが、勢いのまま自身も突破して逆にタイミングが合いました。シュートも素晴らしかったです。

この試合は3-0で快勝となりましたが、もう少し得点は捕れたかもしれません。

第3戦はフランスとの対戦となります。FIFAランクの3位と4位の対戦ですが、勝ってグループリーグ1位を狙いたいところです。

おそらく、デンマーク戦のメンバーが中心にになるでしょうが、今日のメンバーが活躍した事で、多少の入れ替わりがあるかもしれません。

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