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第94回天皇杯 決勝 ガンバ大阪vsモンテディオ山形 ガンバが貫禄の三冠達成

第94回天皇杯

第94回天皇杯 ガンバ大阪vsモンテディオ山形の試合を日産スタジアムまで観戦してきました。

元々、ジェフがのゴール裏でチケットを取ってましたので、山形寄りの自由席2階のバックスタンド側からの観戦になりました。

風が冷たかったですが、バックスタンドは西日が当たって少しは寒さが凌げました。

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試合展開

序盤から山形が積極的にプレッシャーをかけてしかけていく展開になります。

ただ、前半3分、ガンバはゴールキックのボールをパトリックが頭で落として、宇佐美がシュート。山岸が防いだボールがこぼれて、これに宇佐美が詰めてゴールを奪います。
ガンバが開始早々に先制点を奪います。

それでも、山形は積極的な姿勢を崩しません。

4分には、ロメロ・フランクが角度のないところからシュートを狙いますが、東口が防ぎます。

さらに、11分にはディエゴがミドルシュートを狙うものの枠を外れます。

ガンバはやや引き気味となり、山形の方がボールを回す展開となります。
なかなかガンバの守りを崩せない山形。

前半16分には、ボールカットからガンバがカウンターとなるものの、宇佐美のシュートは僅かに外れます。

前半21分、山形のCKのチャンスもガンバがクリアします。このクリアボールを宇佐美が競り勝って持ち上がると、パトリックにパス。トラップが乱れるものの、持ち直して強烈なシュートを決めます。ガンバが2-0と突き放します。

山形がボールを持つ時間が長くなるものの、ガンバの守りにチャンスがつくれません。

それでも、27分には宮坂のパスを受けたディエゴが反転してシュートもわずかに枠を外れます。

その後は、ガンバが攻める時間となるものの、追加点は生まれず。

前半は2-0で折り返します。

後半早々、パトリックへのロングボールからシュートに持ち込むものの枠を外れます。

後半3分、山形のCKは、跳ね返されるものの、最後はヘディングシュートも枠を外れます。

後半6分、パトリックにボールが渡るものの、石川が粘り強く対処してゴールを割らせません。

山形が積極的にしかけるもののゴールは生まれず。ガンバも反撃し、一進一退となります。

後半15分、石川のクロスから相手に当たったボールをロメロ・フランクがダイレクトで押し込んで山形が1点を返します。

その後、山形が攻勢に出る時間が続きます。

後半24分にはディエゴが倒されてFKのチャンス。宮坂が直接狙うもののGKの正面となります。

後半25分ディエゴが持ち上がってロメロ・フランクとのワンツーからシュートもゴールならず。

ガンバは、後半28分のCKのチャンスに、跳ね返されたボールをヘディングも山岸の正面となります。

後半32分、山形のボールが繋がってロメロ・フランクが落としたボールにディエゴがシュートも枠を外れます。

後半33分、パトリックが単独でドリブル突破し、強引にシュートに持ち込むものの枠を外れます。

山形は山田が足をつってピッチの外に一旦出されます。

一時的に4バックになっていた山形ですが、この機を見逃さず。ガンバは遠藤のパスから宇佐美がシュート。ブロックした足に当たってそのままゴールに吸い込まれます。

山形が懸命に攻め込みますがゴールは生まれず。ガンバが3-1で勝利し、天皇杯優勝を飾りました。

戦評

一週前のジェフとのプレーオフを見て、山形のプレッシャーをガンバがどう対処するのかと思っていましたが、ガンバの方が引き気味に出て逆にカウンターで仕留めるという展開となりました。

前半は、山形の出足もよく、ガンバもパスミスが出ていましたが、慣れてくるとガンバがプレッシャーをかわしてボールをまわせるようになっていました。

山形のプレッシャーをかわせるだけのパスの精度と判断の速さはさすがでしたが、守ってカウンターというのも効きました。

パトリックと宇佐美という2トップがあればこその強力なカウンターで山形をねじ伏せた格好になりました。

ただ、山形の方もJ1王者相手に最後まで食らいついたと思います。1点差になった後に、同点に追いつければよかったのですが、ガンバが慌てずに守りきりました。

ガンバはこれで、鹿島アントラーズ以来の三冠達成となりました。

J1昇格して翌年に三冠というのは、凄いとしか言いようがありませんね。

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