2014年 J1リーグが終了し、ガンバ大阪がJ2からの昇格初年度でのJ1優勝を成し遂げました。
最終節は、ガンバは最下位の徳島ヴォルティスとの対戦でした。得失点差もあり、勝てばすんなりと優勝というところではありました。
ただ、この日の徳島の出来は非常によかったですね。ガンバの攻撃をよく封じていました。この徳島の今シーズン一といっていい出来の前にガンバは手を焼きました。
徳島vsG大阪がスコアレスで試合が進む中で、裏の浦和vs名古屋では動きがありました。序盤で、すでに浦和が先制点をあげて勝てば再逆転での優勝というところでした。
ただ、後半に名古屋に同点弾、逆転弾を食らってしまいました。ガンバとの直接対決で敗れ、鳥栖と引き分けたのに続いての敗戦となり、最後の3試合で大失速となりました。
そして3位の鹿島も勝てば逆転優勝の可能性があったものの、鳥栖に敗戦してしまいました。
まぁ、最終節で首位が引き分け、2位、3位が敗れてしまうという、なんとも締りのない終わり方でしたが、この結果ガンバ大阪が優勝となりました。
ガンバは前半戦ではJ2降格圏に沈んでいたところからの大逆転での優勝です。
中断期間中に守備を立て直した事と、宇佐見、パトリックの攻撃陣の活躍もあり怒涛の勢いで勝ち上がってきました。
昨年の優勝チーム、サンフレッチェ広島は8位、2位の横浜Fマリノスが7位、3位川崎フロンターレが6位と振るいませんでした。川崎は終盤戦まで優勝争いに絡んでいましたが、マリノスは序盤戦から下位に沈んでましたし、広島も浮上のきっかけをつかめないまま終わってしまいました。
なお、J2降格最後のひと枠は大宮アルディージャと決まりました。なんだかんだで落ちない残留力でJ1に残りつづけていましたが、10年ぶりにJ2で戦う事になります。
この結果、大宮アルディージャ、セレッソ大阪、徳島ヴォルティスの3チームがJ2で戦う事になります。