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日本vsブラジル アギーレ流テストで大惨敗

日本vsブラジル

日本代表vsブラジル代表の試合をTBSの中継を録画してテレビ観戦しました。

シンガポールに場所を移して、ブラジルとの対戦です。コンディション調整など、格好のテストになる試合でしたが・・・。

試合展開

日本の先発は、GKに西川、CBに森重と塩谷、右SBに酒井高徳、左SBに太田、アンカーに田口、CMFに森岡と柴崎、右FWに小林、左FWに田中、トップに岡崎という布陣でした。

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日本代表
vsブラジル代表 先発フォーメーション
19.小林
9.岡崎
8.田中
7.柴崎
22.田口
17.森岡
3.酒井高
16.塩谷
6.森重
21.太田
1.川島
TextFormations

試合は、ブラジルが優位に試合を進める展開となります。

ブラジルの攻撃をしのいでいた日本ですが、前半11分にはネイマールに突破されかけるものの、森重がなんとか対応します。

前半16分、ブラジルのFKに、ネイマールが直接狙うものおポストに当って助かります。

だが、前半18分、ネイマールがスルーパスに抜け出して、川島との1対1をなんなく決めてブラジルが先制します。

さらに前半20分、ネイマールに攻めこまれてシュートを打たれるものの外してくれて助かります。

前半21分、太田のアーリークロスは跳ね返されます。
前半24分には、再度太田がクロスをあげたボールが相手に当って流れたところに小林がボレーで合わせるものの、わずかにバーの上を越えてしまいます。

さらに、前半27分小林にボールが入って突破をしかけますが、止められてファウルの判定となりFKを得ます。
このFKは、田中順也が直接狙うものの壁に当ってしまいます。

その後は、再びブラジルに攻め込まれる展開となります。押される展開が続きますが、ここは凌ぎ切ります。

前半35分、右サイドから酒井高徳がクロスを入れると岡崎が頭で合わせるもののボールは枠に飛ばせず。

前半のAT、日本のCK。柴崎のボールに田中がシュート。こぼれたボールに塩谷がシュートも枠に飛ばず。

前半は0-1で折り返します。

ハーフタイムには森岡に代えて本田を投入します。
本田が左WGに入って、田中がインサイドハーフに入ります。

後半早々に日本のFKのチャンス。柴崎が蹴ったボールは跳ね返されます。

後半3分、柴崎がボールコントロールを誤ったところを奪われてブラジルの速攻に、スルーパスにネイマールが抜けだして、あっさりと決められてしまいます。

後半7分、小林に代えて武藤を投入します。右に本田が回って、左に武藤が入りました。

ブラジルがセットプレーで立て続けにチャンスを作るものの、ここは凌ぎ切ります。

後半10分、柴崎から田中に繋いでスルーパス。右サイドの角度のないところから岡崎がシュートもポストに当ってしまいます。

後半13分、日本のFK。本田が狙うものの壁に当って、このままブラジルのカウンターになります。最後はネイマールのシュートがわずかに外れて助かります。

後半16分、柴崎から岡崎へのパスはやや流れるものの、岡崎がキープして田中がクロスをあげると相手に当ってCKとなります。
このCKは、相手がクリアして、そのままカウンターとなりシュートに持ち込まれるものの枠に飛ばず。

後半22分、武藤が左サイドを突破して折り返すと本田が狙うものの、相手がクリアします。

後半25分、田中に代えて細貝を投入します。細貝がアンカーに入って、田口がインサイドハーフに入ります。

ブラジルペースで試合が続きますが、日本がこらえ続けます。
だが後半32分、ネイマールのクロスにカカがヘディングシュート。これはバーに当たるもののこぼれ球をシュート。川島が止めるものの、こぼれたボールにネイマールが詰めてゴールを奪います。

後半33分、岡崎に代えて柿谷を投入します。柿谷がそのままトップに入ります。

後半35分、太田のロングボールに武藤が反応するものの、突破しきれずクリアされます。

後半37分、日本のFK。本田のキックは跳ね返されて、そのままブラジルがカウンターに持ち込みます。最後はクロスからネイマールが頭で合わせてゴールを奪い0-4とします。

後半39分、柴崎に代えて鈴木を投入します。森重がアンカーに入ります。

後半44分、太田のクロスに柿谷がヘディングで合わせるもののGKに防がれます。

ATには、柿谷がシュートを狙うもののブロックされてしまいます。

結局、最後までゴールは奪えず、0-4の敗戦となりました。

 

日本代表
vsブラジル代表 試合終了時フォーメーション
4.本田
11.柿谷
14.武藤
13.細貝
6.森重
22.田口
3.酒井高
15.鈴木
16.塩谷
21.太田
1.川島
TextFormations

戦評

ブラジル相手に、初先発を含めて経験の浅い選手でのぞんだ一戦でしたが、惨敗を喫してしまいました。

本田、長友、武藤はベンチスタートでした。

前半、なんとかブラジルの攻撃を防いでいましたが、ネイマールがあっさりとオフサイドラインを突破して決められてしまいました。
確かに、ネイマールの動きがよかった事はありますが、簡単に抜けだされてしまうと為す術がありません。

アンカーに田口、インサイドハーフに森岡と柴崎という組み合わせだと、どうしても守備力に難があります。
既に試合に慣れている柴崎はまだしも、田口も森岡も守備に追われて、攻撃面ではいいところを出せませんでした。

その柴崎にしても、ミスから2点目を奪われるなど悪いところが出てしまいました。相手をいなしてキープしたり、攻撃面ではいい部分もありましたが、この試合では大いに反省してもらいたいところです。

ネイマールが良すぎてというのはあしましたが、その中で森重、塩谷はまずまずやれたかなというところです。4失点しているので、満足いく出来ではなかったですが。

太田は、クロスの正確さでは見せ場がありましたが、なかなかそういった場面を多く作れませんでした。FKのところでは太田が狙ってもよかったかなと思います。

前線では、小林はまずまずの出来でしたが、田中は試合に出てないせいか、いいところが出ませんでした。切れているときの田中だと、すんごいシュートを決めたりするんですが、そういう怖さがありませんでした。

後半、本田、武藤が投入されましたが、押し込まれる展開でなかなかチャンスを作れませんでした。

トップの岡崎は前半からボールを収めていてよかったですが、押される展開の中で、シュートチャンスは少なかったですね。それでも、惜しいシーンはあったのですが。もう少しチャンスの数があればゴールも奪えたかも知れませんが致し方がないですね。

アギーレにしてみれば、この試合もテストの場なのでしょうが、ブラジル相手だとなかなか良さは出せないですから、選手にとっては酷でしたね。

ここでブラジル相手に経験を積んだことで、何人かの選手は伸びるでしょうが、この成果がどうでるか!?

ここまでテストを繰り返してきただけに、来年のアジアカップではしっかりと結果を残してもらわないと、早くもアギーレさんの首が危うくなるかもしれません。
まずは、アジアカップが終わるまでは、評価は保留としたいと思います。

選手評価
GK 川島 5.0
DF 森重 6.0
DF 塩谷 6.0
DF 酒井高 6.0
DF 太田 6.0
MF 細貝 6.0
MF 柴崎 5.5 
MF 田口 5.0
MF 森岡 5.0

FW 本田 5.5
FW 岡崎 6.0
FW 田中 5.5
FW 武藤 6.0
FW 柿谷 -
FW 小林 5.5

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