仁川アジア大会、サッカー女子のなでしこジャパンvs中国女子の試合をTBSの中継でテレビ観戦しました。
ガーナ戦から中1日で移動しての試合という事で、疲労感などがあるとは思いますが、ここで勝ってグループリーグを優位に進めたいところです。
試合展開
なでしこの先発は、GKに海堀、CBに北原と長船、右SBに有吉、左SBに臼井、ボランチに宮間と阪口、右SHに中島、左SHに川澄、2トップに高瀬と増矢という布陣でした。
ガーナ戦と同じ先発となりました。
日本が積極的にプレッシャーをかけて優位に試合をすすめるものの、なかなかチャンスがつくれません。
中国も、しっかりと守って、なかなか前線に良いボールをいれさせてくれません。
なでしこはCKのチャンスも相手が跳ね返してゴールを奪えず。
前半20分には、中島がミドルシュートを狙うものの左に外れます。
逆に前半27分には中国がカウンターからシュートに持ち込むものの、長船がクリアします。
このCKからの中国の攻撃は、相手のシュートが外れて助かります。
前半38分、クロスから阪口が落として高瀬がヘディングもGKにキャッチされてしまいます。
前半40分、中国に攻めこまれてサイドからシュートも、海堀の正面を付きます。
ここから逆に川澄が裏に抜け出し絶好のチャンスとなるもののシュートは打ちきれず、味方の上がりも遅れてGKに対応されてしまいます。
結局、前半は0-0で折り返します。
後半2分、宮間がミドルシュートもGKにキャッチされてしまいます。
さらに、なでしこはFKのチャンスもGKがパンチングで逃げられてしまいます。
後半7分には、宮間がミドルシュート。高瀬に当ってコースがかわるものの、GKが横っ飛びでキャッチします。
後半10分には増矢が右から切れ込みシュートもGKのファインセーブでゴールならず。
後半14分の中国のFKは、競り合ったボールを海堀がキャッチしてしのぎます。
その後も一進一退の攻防となるものの、ゴールが生まれません。
後半24分、足を痛めていた高瀬に代わって菅澤が投入されます。
さらに、増矢に代えて吉良が投入されます。
後半33分、阪口のシュートは跳ね返されます。
後半37分には吉良がスルーパスに抜け出すものの、そこからシュートに持ち込めません。
その後も再三攻め込むなでしこでしたが、最後までゴールを奪う事が出来ません。
ATに中島に代えて木龍を投入するものの、ゴールは生まれずタイムアップ。
なでしこジャパンの初戦は0-0の引き分けに終わりました。
戦評
やはり、中一日での試合という事もあって、多少体が重いかなという感じではありました。
さらに、ガーナに比べて中国は守備が堅く、思ったように攻められませんでした。
ガーナ戦では通っていた裏へのパスがことごとく止められてしまい、チャンスの数も多くは作れませんでした。
シュート自体もミドルシュートは決まらず、ペナルティエリア近くのシュートは相手GKに止められてしまい、決定的チャンス自体は多くなかったと思います。
グループリーグ2位だと、決勝トーナメントの初戦は北朝鮮女子との対戦が濃厚という事で、できれば1位通過したいところです。
残りの試合は、中国との得失点差勝負になる可能性が高いので、できるだけ多くの得点を取りたいところです。