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2014年 J1 第2節 鹿島アントラーズvsベガルタ仙台 地味に強い

Jリーグ

ジェフの試合を優先させたり、アルガルベカップがあったので後回しにしてしまいました。

2014年 第2節 鹿島アントラーズvsベガルタ仙台をNHK BS1でテレビ観戦した感想です。

東日本大震災から3年を目前にひかえたこのタイミングで、鹿島と仙台の試合が行われました。被災したクラブ同士の対戦という事で、今の時期に試合をやる事に意味があると思います。

試合経過

試合は鹿島ペースですすんでいきます。

仙台は両サイドを起点に攻め込みますが、なかなか決定機をつくる事ができません。

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鹿島はダヴィが積極的にゴールを狙ってシュートを打ってきます。
枠に飛ばないシュートも含めて、かなりの本数を打っていたと思います。

さらに、鹿島はセットプレーからもチャンスを作って、仙台ゴールに迫りますがゴールは奪えず。

押され気味だった仙台は20分ころからチャンスの数が増えてきます。

前半19分、右サイドからのクロスに、梁勇基がヘッドで狙うもののわずかに合わず。

さらん、22分には右サイドからのクロスにウイルソンが頭で落として、梁勇基は詰め切れず。

中々攻め手がない仙台は得点を奪えず、逆に鹿島が再びペースを握ります。

前半30分、右サイドからダヴィが仕掛けて、折り返したボールに遠藤が走りこんでシュートを決め、鹿島が先制点を奪います。

この後も、ダヴィを中心に鹿島がチャンスを作る展開が続きます。

仙台は、前半42分、ゴール前でボールを受けたウイルソンがトラップからシュートを放つものの曽ヶ端の正面を突いてしまいます。

前半は、このまま1-0で鹿島がリードして折り返します。

後半、1点を狙う仙台が積極的に攻め込みます。両サイドから再三クロスはあげるもののゴール前でなかなかチャンスとなりません。

鹿島がうまくブロックをつくって、仙台の攻撃を跳ね返します。

仙台の攻撃は続くものの、同点に追いつく事が出来ません。

後半26分、NZ代表のマグリンチィが交代で投入されます。

このマグリンティが積極的に右サイドからしかけて、仙台に攻撃のリズムが生まれます。

何度も、ゴール前にいいボールを入れますが、ゴールに繋がらず。

どうしても1点が奪えないまま、終盤を迎えます。

後半45分、鹿島はダヴィが左サイドからしかけて相手DFの守備にあいながらも粘ってクロスを送ると、遠藤が右サイドから入ってきてシュートを放ちます。ここで2点目を奪って、仙台を突き放します。

仙台は、結局1点も奪う事が出来ず。2-0で鹿島が勝利しました。

戦評

鹿島の試合は前節も観ましたが、まだまだ調子がいいとは言い切れない内容でした。ただ、前線でダヴィが一人でシュートまで持ち込めるし、攻めきるときは最後まで攻めきってました。

鹿島は若手が多く起用されていましたが、小笠原が中央でパスをちらして、柴崎も攻守に顔をだしてバランスがとれていました。トップに、ダヴィというわかりやすいターゲットがいる事もあり、十分に今のままでもやれていました。

開幕戦を落とした仙台でしたが、思ったよりは悪くはなかったと思います。
ただ、攻撃面ではウイルソンの負担が大きいかなという印象でした。昨年まで2トップだった事もあり、なかなか1トップでの攻めに慣れていないという気がします。

ベンチには赤嶺も柳沢もいただけに、早々に2トップにした方がよかった気がします。

2失点という結果でしたが、守備は昨年までからの継続もあり鹿島の攻撃にもある程度は守りきれていたと思います。

そういう意味では、攻撃面の方が課題は多い気がします。

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