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イングランド女子vsなでしこジャパン リベンジならずも収穫あり

なでしこジャパンvsイングランド女子

なでしこジャパンの欧州遠征 第1戦 イングランド女子代表vsなでしこジャパンの試合をTBSの生中継をテレビ観戦しました。

イングランド女子代表とは2011年のW杯で敗れて以来の対戦となりました。

試合経過

なでしこジャパンの先発は、GKに海掘、CBに岩清水、長船、右SBに有吉、左SBに宇津木、ボランチに阪口と熊谷、右SHに安藤、左SHに川澄、2トップに大儀見と大野という布陣だった。

CBの熊谷をボランチの位置で起用して来ました。宮間は出場停止で大野が先発で起用された。

なでしこジャパン
vsイングランド女子代表 先発フォーメーション
17.大儀見
11.大野
7.安藤
6.阪口
4.熊谷
9.川澄
2.有吉
3.岩清水
22.長船
13.宇津木
18.海掘
TextFormations
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序盤、イングランドの勢いに押し込まれる展開が多くなる。
さらに、連携ミスで長船のバックパスを海掘が反応できず、あわやオウンゴールという場面もあった。

ただ、前半8分に、ボールを回して、最後は大野がシュートという場面を作り出し、ペースを掴み始める。

さらに11分には川澄からサイドに流れた大儀見に。折り返しに安藤が詰めるが相手が先に触る。惜しいチャンスだったがシュートに持ち込めなかった。

その後、イングランドにもチャンスがあり、危ない場面を作られる。

なでしこのチャンスも続いたもののゴールを奪う事が出来ずに時間が過ぎていく。
試合は一進一退の攻防となる。

前半41分、イングランドはスルーパスからあるとにゴールを決められて先制を許してしまう。

前半はイングランドが1点をリードして折り返す。

ハーフタイムに、安藤に代えて中島を投入する。

なかなかペースを掴めなかったが徐々になでしこにチャンスの数が増え始める。
大儀見のミドルシュートなどのチャンスもゴールには結びつかず。

後半12分、イングランドが裏にロングボール。シュートを打たれるが枠を外してくれて助かった。

後半18分、宇津木に代えて上尾野辺を投入する。

FK、CKからなでしこがチャンスを作るがゴールならず。
イングランドにもセットプレーのチャンスがあったが失点を許さない。

後半31分、大野がフリーでボールを受ける、ボールを保持しながらペナルティエリア内でしかけて川澄にパス。川澄がGKと1対1を落ち着いて決めて同点に追いつく。

熊谷のミドルシュートはGKの正面。中島のサイドからのシュートはポストに当たってしまう。

後半39分、大野に代えて岩渕、川澄に代えて丸山を投入する。

後半42分、少し痛めた長船に代えて田中明日菜を投入。熊谷がCBに下がる。

後半43分、イングランドに攻めこまれゴールを許したかにみえたがオフサイドで助かった。

アディショナルタイムにはセットプレーのチャンスがあったがゴールを奪えず。

試合は1-1のドローで終わった。

なでしこジャパン
vsイングランド女子代表 試合終了時フォーメーション
17.大儀見
16.岩渕
20.中島
6.阪口
14.田中明
15.丸山
2.有吉
3.岩清水
4.熊谷
24.上尾野辺
18.海掘
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戦評

全体としてはまずまずのゲームだったと思う。しっかりとボールを回せた場面もあり、速攻、遅攻と多彩な攻めも見せれた。

熊谷をボランチで置くことで、中盤でボールを奪取出来る事も多くなり、正確なフィードの持ち味も出せた。さらに、阪口が積極的に前に出てプレー出来るなど上々の出来だったと思う。

序盤は大野のキレがよくゴール前に再三からんでいたが、後半は中々顔をだす事が出来なかった。
ただ、ゴールシーンでは、無理に攻めこまず、味方の上がりを待ちながら仕掛けてのラストパス。見事でした。

後半は、疲れもあって中々ペースを完全に握ってという展開にはならなかった。何度か危ない場面もあり負けていてもおかしくなった。ただ、試合全体からすれば引き分けは妥当な結果だろう。

終盤、岩渕、丸山が投入されたものの、あまり活かす事が出来なかったのは残念だった。

W杯での仮を返すのはお預けとなったが、引き分けに持ち込めたのはよかった。

次は、ドイツに移動しての、ドイツ戦となる。昨年のアルガルベカップ以来の対戦となる。

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