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2013年 J2 第18節 ヴィッセル神戸vsジェフ千葉 別なゲームだった前後半

絶対J1!

J2 第18節 ヴィッセル神戸vsジェフユナイテッド市原・千葉の試合をJ SPORTS3の録画中継を録画してテレビ観戦しました。

この一戦に敗れると自動昇格圏と勝ち点差12となってしまう為、負けられない一戦。

試合経過

ジェフの先発はGKに岡本、CBに智と竹内、右SBに米倉、左SBに峻希、ボランチに勇人と健太郎、右SHに兵藤、左SHに佑昌、トップ下に谷澤、トップにケンペスという布陣だった。

峻希が久しぶりに先発に復帰した。健太郎が戻ってきて、ジャイールはメンバー外となっている。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第18節 vsヴィッセル神戸 先発フォーメーション
37.ケンペス
39.谷澤
10.兵藤
7.佐藤勇
16.佐藤健
6.田中
11.米倉
3.竹内
5.山口
33.高橋
1.岡本
TextFormations
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序盤、神戸の攻撃に対して、ジェフの守備が機能している。
ただ、神戸の方が押し気味に試合を進めている。

神戸が、CK,FKにミドルシュートと積極的に攻めてきているのに対して、ジェフは中々チャンスが作れない状況。

前節に比べればマシになってはいるが、ボールを奪ってからの攻撃がなかなか出来ない。

神戸が優勢のままで迎えた神戸の前半20分のCK。イ・グァンソンにヘッドで叩きこまれてしまう。神戸に先制を許す。

その後、徐々にジェフの方もチャンスを作れるようにはなってきたが、シュートまでは持ち込めず。

結局、前半シュート0本で折り返す事になる。

後半の開始早々、ジェフはケンペスのミドルシュートでチャンスを作り出す。
さらに、CKからもチャンスをつくるなど、ジェフが攻勢に出る。

後半4分、竹内がクリアしたボールに米倉が反応。そのまま攻め上がり、低めのクロスをゴール前に送る。これにケンペスが頭から飛び込んでゴール。ジェフが同点に追いつく。

これで勢いにのるジェフだったが、追加点をあげたのは神戸。
後半11分、ポポがあげたクロスに田代がヘディングで合わせる。これはバーに当たるが、このこぼれを拾った小川がスライドしながらシュート。これが決まって神戸が勝ち越す。

それでも流れはジェフにあった。
後半19分、米倉が送ったスルーパスにケンペスが反応。そのままシュートに持ち込み、再び同点に追いつく。

その後、ジェフが優位に試合をするめるものの、神戸の反撃もあり試合は膠着状態に。

後半33分、ジェフは谷澤に代えて大介を投入する。
さらに、足がつってしまったケンペスに代えてナムを投入する。

ナムと佑昌が2トップぎみに入り、兵藤と大介が両SHに入った。

終盤、ナムや佑昌がシュートまで持ち込むがゴールを奪えず。

結局、試合は2-2の引き分けに終わった。

ジェフユナイテッド市原・千葉
2013年 J2第18節 vsヴィッセル神戸 試合終了時フォーメーション
23.ナム
6.田中
11.米倉
7.佐藤勇
16.佐藤健
8.伊藤
20.キム
3.竹内
5.山口
33.高橋
1.岡本
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戦評

完全に沈黙していた前半から一転して、後半はジェフのゲームとなった。
シュート0本だった前半から2点を上げたのだからサッカーはわからない。

前節、山形相手に何も出来ずに敗れた事もあって、守備の方では気合いが入っていたように思うが、前半はなかなか神戸の攻撃を捕まえきれていなかった。逆に相手の守備にはまって攻撃も抑えられてしまっていた。

後半、ケンペスのミドルシュートがいい契機になった。あれで、前への姿勢が強くなった。
それと米倉が後半になって上がる回数も増えて、ケンペスの2ゴールに繋げられたのも大きかった。米倉-ケンペスのラインは今シーズンの大きな武器になっている。

後半同点に追いついた後に、逆転ゴールをあげる事が出来なかったのも痛かった。時間もあった事だし、勝ち点3を持って帰りたかっただろう。

ただ、前節の山形戦でのショックを払拭するにはよかったゲームかもしれない。昇格争いで抜きに出ている相手に十分に勝てるかもしれない試合をやった事で少しは自信を回復出来ただろう。

現実としては2位神戸との差は勝ち点9差で変わらず。首位ガンバ大阪との差は勝ち点11差となってしまった。ここから追いつくのは容易じゃないが、一つ一つ白星を積み重ねるしかない。
昨年優勝した甲府の負け数が4、2位湘南が負け数7だったことを考えると、この先負けられる試合は少ない。

6月の残り3試合でJ2は1/2を消化する。後半戦につなげる為にも3連勝で折り返したい。

選手評価
GK 岡本 6.0
DF 竹内 6.0
DF 山口智 6.0
DF 米倉 7.0
DF 峻希 6.0
DF キム -
MF 勇人 6.0
MF 健太郎 6.5
MF 兵働 5.5
MF 大介 -
MF 谷澤 5.5
MF ナム -
FW 田中 6.0
FW ケンペス 7.0

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