サッカーの東北社会人リーグ２部の南北２位同士による１部昇格決定戦が１８日、秋田市八橋運動公園陸上競技場で行われ、ヴァンラーレ八戸がコバルトーレ女川（宮城）を延長の末に１―０で倒し、悲願の昇格を決めた。

青森県からJリーグを目指している、東北社会人リーグ2部のヴァンラーレ八戸が、1部リーグ昇格を決めた。

かつて、青森県からは東北社会人リーグ1部でも活躍していた、アステール青森というクラブがあったが2006年で解散。

現在は、青森市を本拠地とするラインメール青森と八戸市を本拠地とするヴァンラーレ八戸が東北社会人リーグ2部北に所属していた。

昨年は、震災の影響で2部リーグ所属の5チームが参加を辞退。ヴァンラーレ八戸はその関係で、南北統一リーグで戦い優勝を果たしていたが、昇降格は発生しなかった。

今年、改めて1部リーグ昇格を目指していた今年は東北2部北で2位となり、東北2部南のコバルトーレ女川との対戦に勝利して東北1部に昇格した。

東北1部には、青森のクラブは所属していなかった為、来年度は久しぶりに青森県のクラブが東北1部で戦う事になる。