第92回天皇杯2回戦 ジェフユナイテッド市原・千葉vsV・ファーレン長崎の試合を観戦にしフクアリまで行ってきました。

日曜13時KickOFFで、完全に出遅れてしまい、フクアリに到着したのは13時過ぎ。既に試合が始まって10分くらいが経過していた。

試合も気になるが、まずは腹ごしらえという事で、久々にサマナラのカレーを買ってから着席。久しぶりのバクスタ。遅れて会場入りしたのにも関わらず、余裕で座る席を選べた。

試合経過

ジェフは天皇杯という事でリーグ戦から大幅にメンバーを入れ替えてきた。先発は、GKに岡本、CBに良太と大岩、右SBに山口慶、左SBに渡邊、ボランチに勇人と町田、右SHに米倉、左SBに深井、2トップにオーロイと大塚という布陣。

主導権は握っていたジェフだったが、パスワークはとぎれとぎれ。なかなかコンビネーションは合わずにチャンスが作れない。

長崎も積極的に仕掛けてはいたが、パスが繋がらず。ジェフにボールを奪い返される場面が目立つ。

パスワークは今ひとつだったが、長崎の高いバックラインの裏を突けるようになりチャンスが増えだす。

米倉が抜け出してGKと1対1となるチャンスがあったが、ゴールならず。

それでも前半36分にはオーロイが抜け出して最後は折り返したボールを大塚がフリーでシュート。これが決まってジェフが先制する。

その後も、米倉からのパスを受けた深井がシュートもゴールならず、前半終了間際には勇人が完全に裏を取ってGKと1対1の状況でループシュートを放つもゴールの上に外れる。

前半は1-0で折り返す。

後半頭、1点を追う長崎が攻勢に出る。少し受け身に回ってしまったジェフだが、失点は許さず。

運動量の落ちたオーロイに代えて大介を投入。大介がボランチに入って町田がトップ下、大塚が右SHに回って、米倉が1トップに。

大介がボランチに入って、町田がトップ下に出た事で、リズムがよくなる。ジェフが主導権を握りチャンスの数も増える。

大塚や町田、深井がシュートを狙うが追加点が奪えない。

後半も長崎の裏を狙う攻撃がきいている。長崎はラインが高い割には裏のケアがいまひとつ。

ジェフが主導権を握ってはいたが次第にトーンダウン。

終盤になって、町田に代えて戸島を投入。戸島が1トップに入って米倉が右SHへ。

長崎も反撃をみせるがジェフの守りもしっかりと対応。ロスタイムに、大塚に代えて佐藤祥が入った所でタイムアップ。

結局追加点は奪えないまま1-0でなんとかジェフが勝利した。

戦評

主力を休めて、普段サブのメンバーやベンチ外のメンバーが中心の構成とあって、なかなか機能しなかった。とはいえ、米倉にしても、深井にしても、大塚にしても、もう少し出来るとは思うのだが。

勇人だけは累積警告で出場停止になる関係で、主力組で1人だけ先発起用された。勇人は前半のビッグチャンスを決めて欲しかった。

悪いながらもチャンスの数はあったので、もう1,2点は取れていたとは思うのだが。もう少し楽にゲームを進めたかった。

リーグ戦はずっとナイトゲームで、いきなり13時キックオフで選手も見る方も暑さになれていない感じだったが、とりあえず勝てた事はよかった。

天皇杯はあまり勝てていない印象だったが、ここ3年は4回戦までいけている。初戦で負けたのはJ1時代にJリーグのチームとの対戦だったので、ここ数年は下位リーグのチームには負けていない事になる。

ジャイアントキリング続きの2回戦で、反対の山でヴィッセルが負けた為、3回戦はHONDA SHIGA FCとの対戦。これに勝てば4年連続4回戦進出になるのだが・・・。

3回戦は10/10とJ2も佳境な中での水曜開催。前後の試合はフクアリ開催だが、ホームズスタジアムで試合をやって戻ってくるのは厳しいところ。うまくターンオーバーして乗り切れればいいが、J1クラブを破って勝ち上がったチームだけに侮れない。どういうチーム編成にするか難しいところだ。

選手評価
GK 岡本 6.5
DF 青木 6.0
DF 大岩 6.5
DF 山口慶 5.5
DF 渡邊 6.0 
MF 勇人 5.5
MF 町田 6.0
MF 伊藤 6.0
MF 佐藤祥 -
MF 米倉 5.5
FW 大塚 6.5
FW 深井 5.5
FW オーロイ 6.0
FW 戸島 -