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ロンドン五輪 なでしこジャパンvsカナダ女子 好スタート

なでしこジャパン ロンドン五輪

ロンドンオリンピック サッカー女子 なでしこジャパンのグループリーグ第1戦のカナダ女子代表選を録画してテレビ観戦しました。

試合経過

日本の先発は、GKに福元、CBに岩清水と熊谷、右SBに近賀、左SBに鮫島、ボランチに澤と阪口、右SHに宮間、左SHに川澄、2トップに大儀見と大野という布陣。

大野をここにきて、トップで起用。川澄をサイドで活かそうという事か!?注目のGKには福元できた。

試合は、両チームとも慎重な立ち上がり。カナダが、なでしこ相手にプレッシャーをかけてくる。

カナダのプレッシャーで、なでしこはなかなかパスを繋いでいくサッカーは出来なかったモモの、相手のロングボール攻勢は、出処にプレッシャーをかけてしっかりと対処。相手ペースにさせない。

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なでしこはトップの大儀見、大野のところでなかなかボールが収まらず、チャンスがつくれない展開だったものの、次第にボールは回せるようになる。

裏を狙うボールも、水をまいたピッチでボールが伸びてしまうケースがありチャンスを潰してしまっている。

それでも前半33分、スローインから澤が大野へ。もう1度澤へボールを戻したところをアウトサイドで大野へぱす。大野がタメをつくって裏を川澄がぬけるところを、足裏でパス。川澄がゴールライン沿いを抜けて、角度のないところから右足でシュート。これが決まってなでしこが先制する。

この先制点を機になでしこが攻勢に出る。

後半44分には、鮫島の高いクロスに宮間が相手GKより一瞬早くさわってヘディングでシュート。これが決まって2-0となでしこがリードを広げる。

前半は、このままなでしこが1点リードで終える。

後半も、なでしこがペースを握る展開となる。

立ち上がりにビッグチャンスを作るが、ゴールが奪えず。

逆に、後半10分、鮫島がボールを奪いそこねて、左サイドから突破をゆるす。中央にボールを入れられ、最後はタンクレディがあわせて、カナダが1点を返す。

それでも、その後はなでしこが主導権を握り続ける。

チャンスは作れるものの追加点は奪えず。

後半19分、大野に代えて安藤を投入する。

安藤がうまくボールサイドに顔を出して、リズムが生まれる。

追加点がほしい、なでしこだったが、カナダの粘りの前にゴールは奪えず。

カナダは、終盤に負傷で10人になり、なでしこが優位に。

最後まで追加点は奪えなかったが、盤石の大勢で逃げ切り、難しい初戦を白星で飾った。

なでしこジャパン vsカナダ女子代表 フォーメーション
11.大野
→9.安藤
17.大儀見
9.川澄 8.宮間
10.澤 6.阪口
5.鮫島 2.近賀
3.岩清水 5.熊谷
1.福元

戦評

立ち上がりは、やや固いかなという感じもあったが、守備からリズムをつくっていった。

カナダの怖いところはロングボールからの1発という事で、そこで相手ペースにさせずに、じっくりとリズムを整えてチャンスを決めていった。

先制点の場面、澤、大野、川澄のINAC勢の息のあったコンビネーションで高い。最後の、シュートは、川澄ゾーンといっていい得意の角度。

2点目は、ボール自体はなんでもなかったが、回りがうまくDFをひきつけた事で宮間があいてより速くシュートを打つことができた。

後半の1失点は大きな課題だが、今後修正していけるだろう。

難しい初戦を見事に勝利。まだまだ、トップギアとはいかないだろうが、次のスウェーデン戦でグループリーグ突破を一気に決めてしまいたい。

早々にグループリーグ突破を決めて、一番難しい準々決勝に向けて対策と休養を入れたいところだ。

オリンピック全体でも、日本の先陣を切っての勝利という事で、弾みがついた。これを、男子もつなげていきたい。

選手評価
GK 福元 6.5
DF 熊谷 6.0
DF 岩清水 6.5
DF 近賀 6.0
DF 鮫島 6.0
MF 宮間 6.5
MF 澤 6.5
MF 阪口 6.5
MF 大野 6.5
FW 大儀見 5.5
FW 川澄 6.5
FW 安藤 6.0

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