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U-23日本vsU-23ベラルーシ まさに調整試合

U-23日本代表

U-23日本代表vsU-23ベラルーシ代表の試合をフジテレビの生中継でテレビ観戦しました。

試合経過

日本での壮行試合から、宇佐美と酒井高徳が合流。本大会メンバー18人とバックアップメンバー4人が揃っての試合となった。

日本の先発は、GKに権田、CBに吉田と鈴木、右SBに酒井宏樹、左SBに酒井高徳、ボランチに扇原と山口、右SHに清武、左SHに永井、トップ下に宇佐美、1トップに大津という布陣。

怪我で試合に出れなかった、吉田もこの試合から合流。酒井高徳、宇佐美も加わって、ニュージーランド戦からメンバーが入れ替わった。

U-23日本代表 vsベラルーシ代表 先発フォーメーション
7.大津
11.永井 17.清武
14.宇佐美
3.扇原 16.山口
12.酒井高 4.酒井宏
5.吉田 13.鈴木
1.権田
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前半、日本が攻勢に出るが、ベラルーシも球際が厳しい。

日本がボールを奪ってからのベラルーシの帰陣が早く、ボールを回してこじ開けようとするものの、なかなか決定機を作れない。

日本の攻撃も、両サイド、中央の宇佐美、清武と絡んで多彩ではあったが、ベラルーシの守備が固い。

両サイドからのクロスを中央で待ち構える事が多く、ベラルーシの守備網にひっかかってしまい、ゴールが奪えない。

ベラルーシは出足もよく、パスカットからの速攻でチャンスを作られる事も多かった。ただ、ベラルーシもゴール前での精度に欠き、危ない場面は少ない。

ニュージーランド戦では、シュートの場面が少なかった、清武だがこの日は積極的にシュートに持ち込んでいる。だが、相手にうまくコースに入られて、いい形に持ち込めない。

永井のスピードを活かす場面も少なく、宇佐美が狭いコースをなんとかこじ開けようとシュートを打つがゴールには結びつかず。

攻めながらもゴールが奪えず。前半は0-0で折り返す。

後半頭、日本は大幅にメンバーを入れ替える。

大津に代えて杉本がトップに。清武に代えて齋藤、永井に代えて東、両ボランチは村松と山村に。鈴木に代えて徳永がCBとして投入された。

東がトップ下に入って、宇佐美が左サイドに回った。

U-23日本代表 vsベラルーシ代表 後半開始時フォーメーション
9.杉本
14.宇佐美 15.齋藤
10.東
8.山村 6.村松
12.酒井高 4.酒井宏
5.吉田 2.徳永
1.権田

後半、立ち上がりから日本がペースを握る。

日本がベラルーシゴール前に再三攻め込む場面が多くなる。

後半13分には、流れたボールが裏に抜けて東がGKと1対1になるが、シュートはGKの足に当たり防がれてしまう。後半17分、権田に代えて林、酒井宏樹に代えて大岩、吉田に代えて米本が投入される。

山村がCBに回り、米本がボランチに入った。

このあと、 ベラルーシの反撃を受けるが、日本のペースは変わらず。

宇佐美のシュート、大岩、酒井高徳が左右からクロスを入れるがゴールには繋がらず。

後半32分、宇佐美に代えて山崎を投入する。

後半36分、村松が高い位置でボールをカット、杉本がゴール前まで攻めこむ。東に預けたボールを、もう一度受けた杉本が狙いすましたシュート。これが決まって、日本が先制点を上げる。

ここから試合はスローダウン。ベラルーシの反撃を受けるものの、冷静に対処し、少ないチャンスでゴールに迫る。

日本がニュージーランドと同じ哲は踏まず。1-0で逃げ切った。

U-23日本代表 vsベラルーシ代表 試合終了時時フォーメーション
9.杉本
19.山崎 15.齋藤
10.東
21.米本 6.村松
12.酒井高 20.大岩
8.山村 2.徳永
22.林

戦評

先発にはニュージーランド戦で出れなかった、吉田、宇佐美、酒井高徳を使い、後半にはガラっとメンバーを入れ替えるなど、まさしく調整試合といった色合いの強いゲームだった。

オリンピックの出場メンバーが決まってから、フルメンバーで試合に臨むのも初という事もあり、ベースを固めるという段階にまだ到達してないという感じだ。

予選から出ていたメンバーと、オーバーエイジも含めてU-23でのプレーが少ないメンバーとを短い時間で融合させねばならず。メンバーを入れ替えながらという試合になったと思う。

ただ、選手個々の特製も見えてきて、コンビネーションの面でも誰と誰が合ってるというのは、見えてきたのではないか?!

大津と杉本と異なるタイプのトップを置いたが、杉本の調子がよく、大津を使ったときよりも攻撃もスムーズだった。ただ、杉本もまだこのチームでの試合経験が少なく、完全にはフィットしていないという感じもした。

両酒井のSBは強力だったが、中央でのボールの待ち方に難があるという感じだ。テレビの解説で清水秀彦さんも行っていたが、中で立って待ってても、相手に前に入られてしまいノーチャンスだ。ニアで誰かが触るなり、潰れるなりして、ファーまでボールが抜けて初めてチャンスになる。

アーリークロスに合わせようのも中々見られず。酒井宏樹のボールは、ニアでGKの前で合わせた方が効果的な気がする。特に、ベラルーシのようにデカい選手が多いチームだったら、なおさらだ。

Jリーグ組は土日に試合をこなしていて、コンディション的には今ひとつかなという印象。宇佐美が中央でボールが持てるようになり、清武もかなり石鋸的にゴールを狙うようにはなったが、まだまだもっとという感じ。

最後の調整試合であるメキシコ戦では、仮装スペインという事で、もう少しメンバーを固めてくるかもしれない。コンディション的にも、よくなってくるだろうから、どの程度出来るのか見極める試合になるだろう。

1-0という僅差ではあったが、本大会出場国に勝利。ニュージーランド戦での反省をいかし、きっちりと試合を終わらせたという点ではよかっただろう。

吉田、徳永が加わってDFラインの安定感がぐっと上がったというところで、売りの攻撃陣にはもう一つギアチェンジして欲しいところだ。

選手評価
GK 権田 6.0
GK 林 6.0
DF 鈴木 6.0
DF 吉田 6.5
DF 山村 6.0
DF 酒井宏 6.0
DF 酒井高 6.5
DF 徳永 6.0
DF 大岩 6.5
MF 山口 6.0
MF 扇原 6.0
MF 村松 6.5
MF 米本 6.0
MF 清武 6.5
MF 宇佐美 6.5
MF 東 6.0
FW 永井 5.5
FW 大津 5.5
FW 杉本 6.5
FW 齋藤 6.0
FW 山崎 5.5

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