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2012なでしこリーグ 第4節 ジェフレディースvsINAC神戸

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースvsINAC神戸レオネッサ

千葉市フクダ電子アリーナで行われた、なでしこリーグ第4節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースvsINAC神戸レオネッサの試合を観戦してきました。

試合前

11時半頃にフクアリ到着。最初バックスタンド側に居ようかと思ったが、メインスタンド側もまだそんなにお客さん入ってなかったので、そちらに移動する事にした。

晴天のフクアリ

お昼どきなので、サマナラのカレーを買って食べました。そういえば、去年のINAC戦も同じだったかも。

昨年のINAC戦では、W杯優勝後だった事もあり、ジェフでも大々的にアピールしていた事もあり、客入りはよかった気がします。今回も、普段のジェフレディースの試合に比べると多いですが、試合開始1時間を切っても空席が多かった感じでした。

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晴天で、絶好の観戦日和。メインスタンド側は日陰だったので、それほどじゃなかったけど、ピッチ内は相当暑そうでした。

そうこうしているうちに気づけば、選手入場の時間になってました。

両チームの選手整列

この日は、千葉市の熊谷市長が激励に訪れていました。熊谷千葉市長の挨拶は、いつもながらいいですね。INAC側に敬意を払いながらも、千葉市としてバックアップする姿勢がみてとれます。

熊谷千葉市長の挨拶

INACのメンバーは、相変わらず豪華。なでしこジャパンの中心選手が多く顔を揃えてます。澤も前節から先発復帰。この日もメンバー入りしてました。

INAC神戸レオネッサ

ジェフレディースは、キャプテンの清水由佳がサブ。昨年までレギュラーだった、細川元代もベンチスタートでした。ピッチ練習ではGKが2人いましたが、実際ベンチ入りしたメンバーにはGKがいないメンバーでした。ジェフレディースは、ベンチ入りメンバーが5人しかないという事で、GKを入れない事が多いのです。

ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

試合経過

試合は地力に勝るINACがやはりゲームを押し気味にすすめる。

ただ、ジェフレディースも、引いて守るようなやり方ではなく、ボールホルダーにプレッシャーをかけて、出来るだけ高い位置でボールをとって攻撃につなげようとしてました。

実際何度か、高い位置でボールを奪ってチャンスになる場面もあった。ボールの質と、全体の押し上げがあれば、もっとチャンスになっていたかなとは思うが。

INACは、やっぱりうまいだけじゃなく、動き出しのいい大野や川澄という選手がいるのが大きい。ジェフレディースの選手も粘ってはいたが、どうしてもフリーにする選手がでてきてしまっていた。

前半22分、川澄が左サイドを突破して折り返す。これは、GKが処理できるボールと思ったが、DFがクリアする。これが、短くなり詰めていた澤の足元に。右サイドからペナルティエリアに入ってきていた近賀にはたくと、これを近賀がシュート。INACが、先制する。

INACの選手

ミス絡みで1点を先制されてしまったが、ジェフレディースも気持ちを切らす事なく、プレーを続ける。

ただ、前半の終盤はINACにたてつづけにチャンスを作られてしまう。京川やチ・ソヨンのシュートはかろうじてポストや枠を外してくれて助かった。

苦しい時間を凌いで、前半は0-1で折り返す。

ハーフタイム、INACは高瀬と中島、一気に2人を投入してきた。

INACが攻勢に出る。ジェフレディースも船田のファインセーブもあり、なんとか凌いでいたのだが・・・。

後半13分、INACは右サイドの高瀬が突破、中央に折り返すと、これを京川が押しこんで2点目を上げる。INACが2点差とする。

ジェフレディースは、清水由香を投入する。

だが、さらに、後半16分には、INACが細かくパスをつなぎ、大野が左サイドからふわりとしたボールを上げ、最後は高瀬がヘッドで押し込む。INACが3点目を奪って、追加点を上げる。

ジェフレディースは、さらに小池快を投入する。

その後もINACに再三のチャンスを作られるが、なんとか失点を食い止める展開。

ジェフレディースは後半31分細川元代を投入する。

ジェフのCKのチャンス

少し、INACの攻勢が弱まってきた事もあり、少しづつジェフレディースにもチャンスが作れるようになってくる。CKやFKでのチャンスもあったがゴールを奪えす。

後半35分、ゴール前のハイボールをヘディングで処理しようとした甲斐が足を滑らせて、ボールが溢れる。これに清水が反応。GKと1対1を冷静に決めて、ジェフレディースが1点を返す。

このゴールで、元気づいたジェフレディースが攻勢をかける。だが、チャンスも増え、シュートで終わる事も多くなったが、追加点は上げられず。

結局、試合は、1-3でINACが勝利した。

試合終了後の握手をする両チームの選手たち

公式記録

戦評

実力で上回るINACが快勝といったところ。ただ、ジェフレディースも去年戦ったときよりかは、攻撃面ではチャンスを作れていた気がする。

去年は、慌てて前に蹴りだしてしまって、なかなかチャンスに繋げられなかったが、今年はボールをつなぎながら、サイドで起点を作った攻撃ができていた。

守備でも、中盤ではプレッシャーが効いていて、INACの選手のミスも出ていたので、うまくいってた部分ではある。ただ、最終ラインで守るときは、INACの選手の飛び出しを捕まえきれない事が多かった。相手のシュートミスがなければ、あと3,4点入っていてもおかしくなかった。船田のファインセーブがなかったら、それ以上ではあったが。

ジェフレディースは、前線で決定力のあるFWが欲しいところ。チームのスタイルからして、我の強いタイプのFWは必要としてないのかもしれないが、トップレベルのチーム相手だと、少ないチャンスでも得点できる選手が欲しい。

序盤戦、上位勢との連戦で1分3敗となったが、この日のINACとのゲームは、出来る部分もあって今後に繋がるのでは。今後は中位以下のチームとの戦いになるので、勝ち星をふやしていきたいところだ。

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