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第91回 天皇杯 決勝 京都サンガF.C.vsFC東京

天皇杯2011

天皇杯決勝 京都サンガF.C.vsFC東京をNHK総合の生中継でテレビ観戦した。

初のJ2勢同士の決勝戦。とはいえ、そのサッカーはJ1となんら見劣りするものではないと思う。
パスサッカーを志向する京都に対して、東京がどういうサッカーを魅せるのか。なかなか楽しみな一戦だ。

試合は、やはり京都がパスワークで攻め、東京は石川を中心としてサイドから攻めこむ展開になる。

石川の突破に再三手を焼いていた京都だったが、思わぬところからゴールが生まれる。
前半13分、ドゥトラのドリブル突破を今野と徳永が止めに入るが、このこぼれ球を中山がフリーになり、落ち着いてGKの上を越すシュートでゴール。京都が先制する。

だが、東京はこの直後のCKを今野がヘッドで合わせてゴール。あっという間に同点に追いついた。

一進一退の攻防となったが、前半36分の東京のFK。森繁が蹴ったボールはブレ球となり、GKの上を越えて落ちる弾道でゴール。東京が逆転に成功する。

東京はさらにカウンターからルーカスに決め、3-1とリードを2点に広げる。

その後は、京都が猛攻を仕掛ける。

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後半、猛攻をみせる京都。パスを繋いで何度も攻めこむが、今野を中心んとした東京の守りを崩し切れない。
ただ、東京も後半は引き気味になっていた為、なかなかペースを握れず、京都に主導権を握られる事になる。

それでも、後半21分、東京は再びカウンターからルーカスが決めてゴール。4-1と突き放す。

京都は、後半26分にCKから久保のゴールで1点を返し、時間をまだ十分に残す。

京都が、猛攻をみせるものの、ゴールが遠い。パスワークで崩しかけるものの最後のところで決定的チャンスをつくらせない東京

東京は途中出場のロベルト・セザーからチャンスを作るもの追加点は上げられず。それでも、京都の反撃を1点に抑えて4-2で勝利。

東京がJ2決戦を制して、天皇杯初優勝を果たした。

京都のパスワークをどう封じるかと思われた東京だが、今野と森繁のCBを中心とした東京の守備は固かった。今野の読みが本当にいい。1点目こそ、徳永と重なる形になったが、今野のところでかなり止められていた。

京都は、J2とは思えない見事なパスワークだった。ただ、守備のところでの対応に難があった。この日はDFラインがいつものメンバーとは違うというのも大きかったのかもしれないが、攻め込んでいた際のカウンターとはいえ3,4点目の対応はもったいなかった。

ただ、このサッカーはJ2相手だったら十分に脅威。来季の京都は手ごわい存在になりそうだ。

これで、FC東京がACL出場権を獲得。来季はJ1だけに日程的な問題はない。とはいえ、今季J2で戦っていた東京がどこまで出来るかは未知数だ。もっとも、守ってくる相手にはJ2での戦いは役に立つかもしれないが。

それにしても、柏がJ2とJ1したシーズンの終わりは、J2同士の決勝戦となるという、史上初が連発した2011年シーズンだった。

来季はどういうシーズンになるのか、しばしの楽しみとしておこう。

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