味の素スタジアムで行われた、東京ヴェルディvsジェフユナイテッド市原・千葉の試合を観戦してきました。

味スタは、およそ1年振り。昨年もヴェルディ戦でした。
昨日の徳島ヴォルティスの勝ちによって、数字上も来季のJ2残留が決まった直後の試合。
奇しくも、巻が所属するヴェルディとの対戦という事もあり、どういった試合を見せてくれるのかが見所でした。

約1年ぶりの味スタ。前回も、同じくヴェルディ戦でした。
晴天の青空の元、絶好のサッカー観戦日和だったんですけどねー。

丁度、味スタに着いた頃には、エキビシジョンマッチが行われていました。
フクアリにもきてくれた、スキマスイッチ常田率いるSWERVESが、ヴェルディOBチームと試合をしてました。

試合終了後には、アウェイのジェフ側ゴール裏にも挨拶に来てくれました。

天気がよかったのも、試合前まで、気がついたら風が強くなって、空には雲も広がってました。

では、試合の方。
ジェフの先発メンバーは、GKに岡本、CBに竹内とミリガン、右SBに山口、左SBに渡邊、アンカーに勇人、その前に村井と深井、右WGに林、左WGに米倉、トップにオーロイという布陣でした。

試合は、ヴェルディが主導権を握ります。
特に両サイドをドリブルで突破されると、ジェフのDF陣は下がって対応せざるを得なくなってしまい、結果ボールを奪っても自陣深くからとなってしまいました。

圧倒的に攻めていたのはヴェルディだったが、最期のところのシュートであったり、クロスの精度が欠けていたおかげで、なんとか無失点で食い止める事が出来ていた。

ジェフは、トップのオーロイのところで起点になれず、ほとんどチャンスが作れない状態だった。かろうじて、オーロイの落としたボールに反応できても、すぐに囲まれてしまって、逆にカウンターを食らう場面も。

何本かCKはあったが、0-0でしのぐのがやっとの前半でした。

後半の頭に、オーロイに代えて久保を投入。

機動力に勝る久保が入った事で、少しづつジェフの方もリズムがよくはなっていたが、まだ決定機を作るところまではいかない。

後半13分、ヴェルディのセットプレーからの、こぼれ球。岡本の前に落ちてきたが、先に反応したのは巻。スライディングで先に押し込まれて、ヴェルディが先制する。
巻の、これ以上ない恩返し弾だ。

この直後に、林に代えて良太を投入。良太がCBに入って、竹内が左SBに。
山口がCMF、深井が右のWGに入った。

さらに、村井に代えて、坂本を投入。坂本は村井の位置にそのまま入った。

反撃に出たいジェフだったが、ミリガンが2枚目のイエローで退場になってしまう。
左SBに坂本が入って、竹内と良太がCBに。ボランチに勇人と山口が入る形になった。

なかなか、チャンスが作れなかった、終盤になってようやくチャンスが作れるようになる。
何度か、惜しいチャンスがあったが、最期のシュートが枠に入らない。

5分のロスタイムも得点を奪うことが出来ず、1-0で完敗となった。

まぁ、なんというか、変わってないなーというのが、まず思った感想。
あまり言う事もない。何もない試合だった。

ヴェルディの選手は、サイドで個人技をいかして、どんどん攻めこんできてはいたんだが、あそこまで押し困ると厳しい。
オーロイは、怪我から復帰したものの、戦術的にまったく活かすことが出来ていない。
最近は、オーロイを抑えきる事よりも、落としたボールを拾いまくれば対応出来ると思われてしまっている。
チームメイトである、ジェフの選手よりも、ほとんどの場面で相手にボールが拾われる状況ってどうなんだろうか!?

J2残留が決まった直後の試合とはいえ、今シーズンもまだ試合があるし、来シーズンも試合は続くのだ。今のままでは、先行きが本当に心配だ。先につながる試合をしなければ、来年も結局1からチームを作りなおして終わりになってしまう。

選手評価
GK 岡本 5.5
DF ミリガン 5.0
DF 竹内 6.0
DF 山口 5.5
DF 渡邊 6.0
MF 勇人 6.0
MF 村井 5.5
FW 米倉 6.0
FW 深井 6.0
FW 林 5.0
FW オーロイ 5.5
FW 久保 5.5

監督 神戸 5.5

＃試合中、空がめまぐるしく変わってました。雲が次々と流れていってました。

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