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第89回 高校選手権 準決勝

国立競技場まで、高校サッカー選手権の準決勝を観戦に生きました。
バックスタンド側のSブロック席でしたが、かなり人が入ってたので、上段付近の席で観戦。
直射日光もガンガン当たるので、気温よりはかなり体感温度は高かったです。

準決勝 第一試合直前

第一試合は、流通経済大柏高校vs久御山高校

まず、驚いたのが、両チームの最終ラインの位置。流経柏はかなり高い位置にDFラインを置いてましたが、それに比べると久御山はかなり低め。この両チームの対戦は噛み合うのかどうかおもしろそうでした。
試合の主導権を握ったのは、流経柏でした。高い位置でボールを奪って攻撃に繋げる形をとって、チャンスを作っていた。
だが、得点したのは久御山だった。前半29分にゴールをあげた久御山がその後は盛り返す事になる。

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後半、追いつきたい流経柏が攻勢に出る。だが、攻めても攻めても得点が奪えず。
これは、久御山がこのまま行ってしまうのかと思ったが、後半16分ようやく流経柏が見事なパスワークから最後は杉山が決めて同点に追いつく。

その後も、流経柏が押し気味に試合を進めるが、追加点が奪えない。久御山は少ないチャンスかったが惜しいシーンもあった。
そして、後半28分、ゴール前ショートコースはあまりなかったと思うが、安川のシュートは流経柏DFに当たってふわりとゴールに吸い込まれる。久御山が再び勝ち越す。

これで、流経柏がさらに攻勢に出る。なかなか、ゴールも奪えないまま40分を回る。
後半42分ついに流経柏が同点に追いつく。右サイドから進藤がGKの肩口をぶち抜くような強烈なシュートを決める。
この勢いにのる流経柏が逆転を狙うが、ロスタイムも得点は入らず。PK戦に突入。

PK戦では、久御山がGKの活躍もあり、3人を外した流経柏が敗退となった。
試合では、ペースを握りながらも常に久御山に先手を奪われる苦しい展開だった流経柏。ちょっと、勿体無いかなという負け方だったがPK戦はこういうものだろう。

準決勝 第二試合直前

第二試合は、立正大淞南高校vs滝川第二高校

青森山田を破った、滝川第二の力は本物だった。淞南も攻撃力のあるチームで、点の取り合いになるのかと思ったが違っていた。

前半、ペースを握ったのは滝二。淞南は、なんとかカウンターでチャンスに繋げるのが精一杯という状態だった。
ただ、再三つかんだチャンスもゴールは生まれず。とはいえ、この試合展開から後半も滝川第二のゲームかと思ってたのだが・・・。

一転して後半は、立正大淞南がペースを握る事になる。
前線にボールを預けてからの縦に速く繋いで、何度となくチャンスを作った。前半の滝川第二も凄かったが、鋭さと決定的チャンスでは後半の淞南の方が上だったろう。
特に、終盤に訪れたチャンスでは、ゴールでもおかしくないシーンが相次いだ。GKを川して打ったシュートは、本当に勿体無いシーンだった。あれは決めないといけない。あれだけ余裕があったら、もう1トラップして確実に決めたいところだ。が、これが若さなのだろうか!?

次の予定があったので、最後まで試合は見れなかったが、攻撃的なこの両チームの対戦はスコアレスでPK戦に突入。
なんと、両チーム9人づつが蹴る大激戦となったようだ。
最後は、滝川第二がPK戦で勝ち上がった。

これで、決勝は久御山vs滝川第二という関西勢同士の対戦となった。
昨年の青森山田vs山梨学院の東日本勢同士の決勝だったから、随分と顔ぶれが変わった。
そして、今年も両チームとも、勝った方が初優勝となる。

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