南アフリカW杯 準決勝が始まってます。
ウルグアイvsオランダの試合が行われました。

ウルグアイ 2 - 3 オランダ

前半、オランダが主導権を握っていたとは思うが、ウルグアイもカウンターを交えてよく跳ね返していた。攻めてはいながらもリズムに乗り切れなかったオランダだったが、一発で空気が変わる。18分、左サイドからのファン・ブロンクホルストの強烈なシュートが突き刺さってオランダが先制する。

これで、動きが出てきたオランダ。それでも、ウルグアイも実に粘り強く対処していた。前半も終盤になって、今度はフォルランがミドルシュートを突き刺して同点に追いつく。

前半は、ミドルシュートの応酬で同点で折り返した。

後半、オランダが攻勢に出る。ファン・デル・ファールトを投入して、攻撃にリズムが出始める。それでも、ウルグアイの粘り強い守備にてこずってはいたが、後半25分にスナイデルのシュートが相手DFに辺り、ファン・ペルシーがスルーする形になったボールがそのままゴールに吸い込まれる。オランダが、ついに勝ち越し。

さらに、28分には、ロッベンがサイドからのクロスをヘディングで合わせてゴール。オランダが突き放す。

まぁ、それでも、ウルグアイはよく粘る。オランダ相手になかなかゴールが奪えなかったが、ロスタイム直前に得たFK。直接蹴ると思わせて、空いていたマキシミリアーノ・ペレイラにパス。そして、コースをついたシュートが決まって1点差に迫る。
ロスタイムの残りの時間はウルグアイが怒涛の攻めをみせる。オランダはこの勢いを必死に切り抜けて、なんとか逃げ切った。

終わってみれば1点差。ウルグアイの粘りに苦しんだが、オランダが決勝進出となった。

今大会のオランダは圧倒する強さはないが、実に粘り強く勝ち上がってきたなという感じです。ブラジルに勝ったのも大きかったなぁ。
これで、ウルグアイが敗れて、南米勢はここで姿を消した。もう一つの準決勝は欧州勢同士って事で、応酬開催のW杯以外で初の欧州のチームが優勝する事になった。

もう一つの準決勝も楽しみなカード、ドイツvsスペインのどちらが勝ち上がっても、おもしろい決勝になりそうだ。