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オランダvs日本

オランダ代表vs日本代表の試合を、テレ朝の生中継で観ました。

日本の先発は、GK 川島、CBに中澤、闘莉王、右SBに内田、左SBに長友、ボランチに長谷部と遠藤、右MFに俊輔、左MFに岡崎、トップ下に憲剛、1トップに玉田という布陣でした。

前半は、日本ペースと言っていい立ち上がり。
中盤でのプレスが効いていて、オランダの中盤を寸断する事が出来ていた。
再度での攻防も2対1を作る事が出来ていたし、内田や長友もがんばっていた。

さらに、ボールを奪ってからの仕掛けで、序盤はシュートまで持ち込む事が出来ていた。
ただ、それも時間の経過と主に、ボールポゼッションの割には、シュートの数は激減していった。それに、シュートも枠を捉えてなかったんで、決定的チャンスと呼べるものは皆無であった。

前半も終盤になってくると、オランダにもチャンスが生まれるようになったが、これはなんとか日本の守備陣が持ちこたえて、0-0で前半を終える。

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日本は、後半頭で玉田に代えて、本田を投入。本田が左MFに入って、岡崎が1トップに入る。

後半、オランダが攻勢をかけてくる。ただ、日本も中盤でのプレスを継続しており、ボールポッゼションはある程度保ち続けていた。だが、途中からの激しい雨で、日本のミスが多くなり、ボールポッゼションの割にはまったく攻撃がままならなくなってしまっていた。

チャンスらしいチャンスといえば、FKのチャンスに俊輔が蹴ったボールくらい。あれも、GKに弾かれてしまった。あのコースでダメだと、ゴール右上隅を狙わないと入らなかったかな!?

本田を入れた事で、日本の中盤のプレスが弱くなってしまった事もあり、徐々にオランダの攻勢を許す事になる。
さらに、日本の選手達の運動量が落ちてくると、オランダの猛攻が止まらない。後半24分に先制点を許すと、続けさまに失点。終了間際にも3点目を入れられてしまった。

日本は、興梠を投入したものの、ベンチは動かず。このまま、反撃する体力も残っていないまま試合終了となった。


本田を後半から使ったのは、先発で使うにはリスクがあり過ぎたという事なんだろう。実際、後半から入った本田は、まったくと言っていいほど機能していなかった。
前半からのハイプレッシャーと、後半からの雨で、日本の選手達の体力は後半20分くらいまでしか持たなかった。本田が入った事によって、バランスが崩れたのも、体力を奪われた原因の一つではあるだろう。

今の日本のチームの状態で本田を入れるなら、トップに入れるくらいしかないかなという感じです。それが、一番リスクが低い使い方と思ってます。もっとも、玉田や、岡崎に比べれば、プレッシャーが弱まるのは確実で、どれだけ本田にシュートを打たせれるかってところでしょうけど。

前半、日本が中盤を制圧出来ていたのは、実質的な0トップにより中盤が厚くなっていたというところが大きいんでしょう。中盤の数で上回って、常に数的優位を作っていたので、あれだけポゼッションできていたと言える。
が、残念ながら、攻撃の迫力には欠けていたのも事実。シュートを打てていたのも、最初の10分少々で、そこからは中々シュートも打ててなったし。あれじゃ、全然怖くない。

雨の影響やなんかもあったにせよ、60分程度しか、体力が持たなかったのも課題。
もっとも、あれだけ、ハイプレッシャーをかけてれば当然ではあるんだが。
もう、2失点した時点で、体力的な限界の見極めは出来ていたと思うわけで、あえて交代枠を使わずに戦わせていた意図がまったく読めなかった・・・。
もちろん、1点でも返せればよかっただろうけど、兎にも角にもフレッシュな選手を入れて、まともな試合をさせてあげたかったと思う次第です。
岡ちゃん、どんだけドMなんだよって思ってたもの。

体力のある前半はまずまず戦えたってのはわずかな収穫ではあるけど、それ以外は課題だらけとなった。まぁ、こうやってみてみると、底辺での個々のスキルは高くなったなぁとは思うけれど。
とりあえず、ろくすっぽ枠に飛ばないシュートだけでもなんとかならんものだろうか!?
普通に考えれば、あれだけボール持ててるのに、シュートがロクに打ててないのは不思議過ぎる。

今のままのスタイルで行くなら、90分間体力を持たせるようにするか、60分で試合を決めるだけの決定力を高める以外にないと思われるが・・・。
(岡ちゃんの記者会見では、前者を取りたいようですが)
まさか、決定力は、森本頼みって事はないよな!?

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