TBSで、キリンカップの日本代表vsチリ代表の試合をテレビ観戦しました。

日本のメンバーは、GKに楢崎、CBに中澤と阿部ちゃん、右SBに駒野、左SBに紺野、ボランチに遠藤と長谷部、右MFに本田、左MFに岡崎、トップ下に中村憲剛、1トップに玉田という布陣です。

序盤から、チリの強烈なプレッシャーを受ける日本だったが、うまく対処していった立ち上がりだった。プレッシャーをかいくぐると、チャンスになるというところで、日本がペースを掴み始める。
そんなかで、20分に本田の強烈なシュートのこぼれ球に、岡崎が相手DFよりも早く反応して蹴りこむ。日本が先制点を上げる。
さらに、4分後には、前線に上がっていた中澤にロングパス。うまくトラップした中澤がこれまたうまくゴール前の岡崎にパス。相手を振り切って岡崎がシュート。これが決まり、あっという間に2-0となった。

その後も、前半は日本ペースのまま終了する。チリにも何度かチャンスを作られたがゴール前ではしっかり対処していた感じだ。

前半の終盤に脚を痛めた玉田に代わり、山田が代表でビューを果たす。

後半の立ち上がりに得たCK。遠藤が蹴ったボールに阿部ちゃんが頭で合わせてゴール。阿部ちゃんの得意の形で、反撃に出たかったチリの出鼻をくじく。

3-0になった事で、やや試合が落ち着いた感じになったが、チリの反撃もなんとか凌いでいた。相手のシュートミスに助けられた場面もあったが、無失点に抑える。

遠藤に代えて、橋本。さらには、岡崎に代えて、矢野を投入。
終盤には、長谷部に代えて山口を投入。最後は、中村憲剛に代えて、香川も入れた。

途中、日本も追加点のチャンスがありながらも、得点が出来ないままロスタイム。
ゴール前に入ったボールを、矢野が粘ってつないで、山田へ。山田が、うまく右サイドに流して、このボールをダイレクトで本田が蹴りこむ。このシュートが決まって最後は4-0となった。

この直後に試合終了。

テレビ解説で、チリが昨年の対戦のときより随分と成熟しているというような話が出ていたが、日本の方も成熟度を増していたという印象の試合だった。チリがプレッシャーをかけてくるってのがわかっていた事あり、逆に慌てずにボールを回せたというところもある。
この辺りは、どうでてくるかわからないアジアの国々と比べるとやりやすかったところなのかもしれない。

後は、この試合に限って言えば、日本の方のフィニッシャーがよかったと言える。岡崎、本田といったところのゴールを狙う意識の高さがみてとれた。
それに、代表デビューした、山田も結構落ち着いていたし、最後はアシストも決めて上々のデビュー。もっとも、代表デビューといえば、山口もなんだけどね。

選手評価
GK 楢崎 6.5
DF 中澤 7.0
DF 阿部 6.5
DF 山口 -
DF 今野 6.0
DF 駒野 5.5
MF 遠藤 6.0
MF 橋本 6.0
MF 長谷部 6.0
MF 本田 6.5
MF 中村憲剛 6.0
MF 山田 6.5
MF 香川 -
FW 岡崎 7.0
FW 矢野 6.0
FW 玉田 5.5