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2009年 J1 第10節 アウェイ vs清水エスパルス 痛み分け

NHK BS1で、清水エスパルスvsジェフユナイテッド市原・千葉の中継を観ました。

ジェフの布陣は、GK岡本、CBにボスナー、坂本、右SBに和田、左SBに良太。ボランチに斉藤、その前にアレックスと、ミシェウ、3トップの右に谷澤、左に深井、真ん中に巻。

試合中の感じでは、3トップというよりは、1トップに近いような感じにも見えた。

序盤は、エスパルスがペースを握った。エスパルスが攻勢に出ていた事もあり、ジェフは自陣に押し込められる時間が長くなってしまった。
雨でスリッピーなピッチコンディションもあり、両チームともに脚を滑らせたりと行った事もあり、ミスも多かった。

少しずつ、ジェフもボールが持てるようにはなったが、依然としてエスパルスペースだったが、FKから流れが好転する。
31分、アレックスのFKをミシェウが触って、こぼれた所にいた、斉藤がうまくバウンドを合わせてシュート。これが決まって、ジェフが先制した。
1点をとって、勢いづいたジェフが流れをつかんで、前半を終えた。

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後半早々に、ジェフに追加点が入る。
アレックスがペナルティエリアやや右の谷澤へ。谷澤が相手と駆け引きから、クロスをあげる。これに、ミシェウが合わせて追加点を奪った。
ミシェウは、ユニフォームを脱いでゴール裏に向った為にイエローを貰ったが、これはご愛嬌。

その後、しばらくの時間ジェフがペースを握り、再三のチャンスを作っていたが、追加点は奪えず。
ジェフは、ミシェウに代えて、下村を投入する。

ジェフペースの試合展開に活路が見えない、エスパルスは、ヨンセンと原を投入。
最初のうちは、ヨンセンにボールが合わず、原もうまく抑えていたのだが、徐々にジェフが押し込まれるようになる。

そんな中、疲れの見えた、深井に代えて新居を投入する。

後半35分、エスパルスのFKがこぼれた所にヨンセン。ヨンセンがうまくボールをコントロールしてシュート。最後は、ジェフの選手に当たって、コースが変わった事もあり、そのままゴールに吸い込まれた。

さらに、終了間際の時間、谷澤がヨンセンに弾き飛ばされてボールを奪われる。ファウルは取られず、そのままエスパルスの攻撃。ゴール前に入れられたボールを、最後は枝村に押し込まれて同点に追いつかれてしまった。

最後は、双方とも勝ち越し点が奪えずに、試合終了。
ジェフにとっては痛恨の引き分けとなった。

後半早々に2-0とリードを奪って、このまま勝ちきれば理想的な展開だったが、レッズ相手に同点に追いついたエスパルスの粘りにしてやられた格好となった。
ただ、FKからヨンセンにやられたゴールはアンラッキーな部分もあったが、同点に追いつかれた場面は、なんとかしたかったところ。

新居が左サイドに入っていたが、うまく機能していなかったところもある。
カードも1枚残っていた事だし、工藤や米倉くん、中後と、もう少し守備の出来る選手も
いたので、1点取られた時点で使ってもよかったかもしれない。

今日の試合なんかは、ホント勝ってないチームの試合運びだなぁという感じだった。追いかけられる側で試合を進めるのが下手になってしまっている。

まだまだ、序盤だが、残留圏の15位と勝ち点差がついてしまったので、これ以上離されないようにしたいところ。少し勝てば、その上はまだまだ混戦模様なので、早めに勝ち点を上積みしたいものである。

選手評価
GK 岡本 7.0
DF ボスナー 5.5
DF 坂本 6.5
DF 良太 6.0
DF 和田 5.5
MF 斉藤 6.5
MF アレックス 6.5
MF ミシェウ 6.5
MF 下村 6.0
FW 深井 6.0
FW 新居 5.5
FW 谷澤 6.0
FW 巻 5.5

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