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高校選手権 2回戦 青森山田高校vs作陽高校

サッカー高校選手権の観戦で、駒沢陸上競技場まで行ってきました。
到着したしたのは、12時半前過ぎです。ちょうど、第1試合の帝京vs広島皆実の前半戦が終わろうという頃でした。

帝京vs広島皆実の後半戦を観てたけれど、広島皆実はいいサッカーをしていた。得点は、セットプレーからだったけれど、サッカーの質では帝京の上をいっていたと思う。個々の判断が早いし、ボールへの反応もいい。帝京は、そのせいでなかなか前線にボールを運べない事が多かった。チャンスらしいチャンスも個人で突破を仕掛けたときくらいでした。
例えるなら、いいときのサンフレッチェに近いサッカーという感じでしょうか!?

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第2試合の青森山田vs作陽の試合を引き続き観戦。
試合開始10分まで両校を逆に観ていた。青森山田も1stユニは緑だったんで、てっきり緑のユニフォームの方だと思ったら、作陽が緑で、青森山田は2ndユニの白い方だった・・・。

中盤での争いでは互角の展開だったが、序盤にチャンスをより多く作ったのは作陽でした。青森山田は初戦という事もありパスミスが目立ち前にボールを運べない。ようやく、青森山田が盛り返してきたのが前半の30分に近づいた辺りからでした。
そこから、サイドで仕掛けてのクロスや、ペナルティエリア前でのFKからチャンスをつくった。
前半は、両チームとも得点奪えず0-0で終了。

青森山田vs作陽

後半に入って、前半戦の終盤に盛り返してきていた青森山田が勢いづく。再三、作陽ゴールに迫るもののゴールを上げられず。後半、思うように攻めれなかった、作陽だったが後半20分過ぎにCKから得点が生まれた。これで試合が動き始める。直後に、ドリブル突破から得た青森山田のFK。ゴール前で混戦になるが、最後押し込んで得点。同点に追いつく。だが、作陽の反撃に合い、ゴール前でのファウルを連発。28分にはPKをとられて再び作陽がリードを奪った。その後、必死の反撃をみせた青森山田だったが、得点奪えずタイムアップ。
1-2で作陽が勝利。

この試合、青森山田は足元へのパスが多く、個々でしかけるところで活路を見出していた感じがあった。もっと、スペースをつかって、パスを組み立てていけば、チャンスを多く作れたと思うんだが。どうしても、足元足元では相手もディフェンスしやすくなってしまう。
ただ、3回戦で当たる広島皆実のサッカーに比べると両チームのサッカーは少々見劣りした感もある。まぁ、初戦という事で固さもあったのかもしれないので、一概には言えないが。


[追記]

青森山田の同点弾から再び3分後の後半28分、作陽が右サイドから切り込みクロスを入れると、吉村が青森山田のDF藤本憲明に倒されてPKの笛が吹かれる。これをエースの定岡がきっちり決めて作陽が2-1とし、逃げ切り勝利を図ることになるのだが、このPKの判定はかなり微妙なものだった。

[ スポーツナビ | 全国高校サッカー選手権大会 | 第86回 | コラム・会見 ]

スポーツナビのコラムにもあるが、作陽の決勝点となるPKはかなり微妙なものだった、一瞬PKじゃなくシュミレーションで笛を吹いたのかと思ったくらいだったもの。
ちなみに、第1試合の帝京vs広島皆実の主審はなかなかよかった。ジェスチャーも判りやすかったし、公平な笛を吹いていたと思う。

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