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第93回 天皇杯決勝 横浜Fマリノスvsサンフレッチェ広島 10年ぶりの元日国立決勝



天皇杯決勝

第93回 天皇杯決勝 横浜Fマリノスvsサンフレッチェ広島の試合観戦で国立競技場まで行ってきました。

今大会で現国立競技場での開催は最後となるという事で生観戦する事にしました。元日国立決勝を生観戦するのは、2004年のジュビロ磐田vsセレッソ大阪以来となります。

チケット完売で満員が予想されるため、早めに国立入り。12時過ぎには会場入りしました。それでも自由席にはかなりの人が入ってました。
今回は広島側のゴール裏自由席で観戦でしたが、まだ上段付近は空きがあったので上まで登って席を確保しました。

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元日の決勝戦はずっとテレビ観戦が続いていましたが、いつも晴れているなという印象がありましたが、この日もいい天気で気温も上がったのでそれほど寒さは感じずに済みました。

横浜側のゴール裏は首都圏という事で大多数が横浜サポのようでしたが、広島側はそこまで多くはなかったですね。準決勝で負けたFC東京サポとおもわしき人だとか、まったく関係なく来ている人が多かった気がします。

そうこうしているうちに試合開始の時間になってきました。

試合経過

キックオフ直前

立ち上がり、横浜、広島ともアグレッシブに仕掛けていきますが、流れは徐々に横浜へ。

ビッグチャンスこそなかったものの、広島はなかなか攻撃に出る事が出来ず苦しい展開となります。

その中で17分、横浜が右サイドからボールをつないで最後は斎藤学のシュートが決まり、横浜が先制点を奪います。

この後、広島もミキッチのシュート、さらにはCKとチャンスを作りますがゴールは生まれず。

逆に21分の横浜のCK。俊輔の蹴ったボールに中町がヘディングで合わせるものの西川が防ぎます。しかし、このこぼれ球を中澤がヘディングで押し込んでゴール。横浜が早々に2点目を奪います。

マリノスのCKのチャンス

2点を先行された広島が反撃を試みるものの、中々チャンスを作れず。
31分には左サイドからボールがつながっていい流れになるものの、右サイドから入れたボールはGKへ。シュートを打てずに終わってしまいます。

横浜は2点をとった事でそれほど攻勢には出なくなってきたものの、斎藤学が非常にキレていて、広島としても油断ならない状況でした。

前半は、このままスコアが動かず2-0で終了となりました。

広島はハーフタイムに、ファン・ソッコに代えて清水を投入します。
後半、広島がギアをあげてきます。開始早々からCKをえます。さらに、5分にはミキッチのシュートがあったもののゴールならず。

横浜も、徐々に盛り返しFKなどのチャンスを作り出しますが、西川がよく防いで追加点は奪えず。

後半17分、広島がパスカットからカウンターを仕掛けるもシュートまで持ち込むのに時間がかかってしまい、横浜DFに防がれてしまいます。さらに、左サイドの清水が立て続けにクロスをいれるものの、シュートまで持ち込めず。

サンフレッチェのCKのチャンス

後半32分、広島は寿人に代えて野津田、高萩に代えて浅野を投入してきます。

この後も、広島が攻撃をしかけつづけますが、一瞬の判断が遅く、横浜DFに対応されてしまいゴールを奪うことが出来ずに終わってしまいます。

結局、広島はこの後もゴールを奪う事が出来ず。試合は2-0で横浜が勝利し、21年ぶりの天皇杯優勝となりました。

戦評

マリノス優勝

横浜の気迫を感じる試合でしたね。リーグ優勝を逃しただけに、天皇杯だけは譲れないという感じで、横浜の方がよりアグレッシブに戦っていたように思います。

広島の方も気持ちはあったんでしょうが、フィジカル的に披露していたのか動きが今ひとつでした。横浜の早い寄せになかなか広島らしサッカーが出来ていませんでした。

広島の方は準決勝でも延長PKまで戦っているので、その影響はあるのでしょうが、一つ一つの判断が遅いように感じました。一つ一つのパスが雑になってミスにならないまでも相手に奪う隙を与えてしまったり、ゴール前でもシュートを打つタイミングが遅かったりと今ひとつでした。

それでも、後半の早い段階で1点を返せば試合はわからなかったかもしれません。後半の立ち上がりの攻勢でゴールを奪えなかった事で苦しくなりました。

横浜は、トップのマルキーニョスが退団、藤田が出場停止という事で、どうなるかと思われましたが、この試合は斎藤学がキレてましたね。対面のミキッチが守備に追われる場面が多く、再度の攻防では斎藤に軍配が上がった格好でした。

そして、中村俊輔のセットプレーはやはり脅威ですね。この試合は、CKからの1点に絡んだだけでしたが、ボールの軌道はどれも意図を感じるものばかりで、横浜のセットプレー時は広島としても細心の注意をはらわないと行けない状況だったと思います。

それにしても、この日のサッカーをみていると、リーグ戦で横浜が優勝できなかった事が不思議でなりません。広島との相性もあるんでしょうが、広島はほとんどサッカーをさせてもらえてませんでしたから。

リーグ戦の1位と2位の対戦は、横浜Fマリノスに軍配があがりました。横浜の優勝が21年ぶりというのは少しびっくりしましたが、そう言われてみればそうだったかもしれません。

この結果により、FUJI XEROX SUPER CUPの対戦カードもサンフレッチェ広島vs横浜Fマリノスに決定しました。そして、この2チームが決勝に進んだ事により、リーグ戦4位のセレッソ大阪がACL出場権を獲得しました。

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