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西郷どん 第46回「西南戦争」ネタバレ感想

西郷どん 明治編

大河ドラマ「西郷どん」第46回の感想です。

第46回 「西南戦争」

あらすじ

西郷隆盛(鈴木亮平)は、政府を問いただすために兵を率いて一路東京を目指していました。

西郷が立ったことで政府も動揺していました。大久保利通(瑛太)は、天子様の勅命で西郷隆盛を討つことを許可をもらうのでした。

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隆盛率いる、薩軍は熊本の手前で夜襲を受けてしまいます。政府は、薩軍を賊軍として討伐しようとしていました。これにより、行く手を阻まれた薩軍は、政府軍との戦へと突入していく事となります。

薩軍の抜刀による突破は兵力で上回る政府軍を苦しめます。利通は、川路利良(泉澤祐希)を使い抜刀隊を編成し戦いに送り込みます。田原坂での戦いは凄惨を極め、薩軍は劣勢を余儀なくされます。そんな中、菊次郎(今井悠貴)が足を撃ち抜かれてしまいます。小兵衛(川上周作)は、菊次郎を生かすために、これをかばって討ち死にしてしまいます。なんとか難を逃れた、菊次郎ですが父・隆盛に殺してくれと弱音をはくものの、隆盛は菊次郎を背負い軍を先に勧めます。

政府より隆盛を説得するようにたのまれた久光(青木崇高)は、政府のやり方に承服せず最後まで意地を貫きます。一方、病に倒れていた木戸孝允(玉山鉄二)は、最後まで西郷を案じ「西郷くんいい加減にせんか」との言葉を残して息を引き取るのでした。

一方、西郷家では従道(錦戸亮)の命により、西郷家のみんなをかくまうように政府から使者が送られるが、糸(黒木華)らはこれを拒否しいます。鹿児島まで武器や食料の調達に訪れていた桂久武(井戸田潤)が西郷家を訪れます。小兵衛の死と、菊次郎が撃たれた事を知らされると、糸は菊次郎の元へ連れて行ってくれるように懇願します。

西郷軍に出資した大山綱良(北村有起哉)は政府によって東京で投獄されていました。利通と再開した大山だったが、利通は西郷隆盛を殺すことで最後の戦にすると言い去っていきます。

菊次郎は、足を切断する事になったものの一命をとりとめていました。隆盛は、ここで軍を解散する事を決意し皆に伝えるのでした。そんな中、久武が糸を連れて現れるのでした。隆盛は、菊次郎をはじめとする若者たちには投稿して生き残るように命令をだすのでした。そして、菊次郎には糸や弟たちを守るように託すのでした。

糸は隆盛と最後の夜を共にします。糸は、夫が西郷隆盛でなかったらどんなに良かったかと吐露します。ただの吉之助という人だったらと。

感想

ついに西郷隆盛最後のときが近づいてきました。西南戦争自体は、田原坂の戦も描かれましたが、全体的にはあっさりとしたものになりました。今回と次回の2回のみで描かれる事となったため、西南戦争自体はかなり短い描写となるようです。

おもえば、隆盛の思いと利通の思いはすれ違い続けてしまいました。隆盛は立つ意志は元々なかったと思いますが、膨れ上がる私学校の驚異を感じていた政府は逆にどんどん追い詰める事となりました。利通は、隆盛が立たねば私学校はおさえられると思っていましたが、隆盛が立ったことで賊軍として討伐せねばならなくなりました。両者が、直接話し合えば、もしかしたらこの悲惨な戦は起こらずに済んだかもしれませんが、歴史はそうはさせませんでしたね。

小兵衛が死に、菊次郎は足を切断する重症となり、隆盛からしてもなんでこんな事になってしまったんだろうという気もしますね。でも、後戻りはできないんですよね。菊次郎らを生かすように命令したのはせめてもの救いでしょうか。

戦場に糸が現れるのはさすがに創作と思われますが、これにより隆盛と糸の最後のひとときが描かれることとなりました。

次週はいよいよ最終回。西郷隆盛の最後となります。最後はどこまで描かれるのか。大久保利通の最後も描かれるのでしょうかね。第1話での糸の言葉の真意もわかるんでしょうか。京都市長となった語り部・菊次郎の話もこれて終わりとなります

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