こーいちぶろぐ

ホーム

青森ワッツの困惑

青森ワッツ

以前に、話題にもあげたように、日本バスケット協会(以下JBA)はFIBAより資格停止処分となっています。

この事態を受けたJBAは、Jリーグ初代チェアマンであり、元JFA会長の川渕三郎をチェアマンとした、「JAPAN2014 TASKFORCE」を立ち上げました。

スポンサードリンク

川渕三郎と言えば、かつてJリーグの立ち上げに尽力を尽くした人物ではありますが、その一方で半ば強引なやり方で事を進めるという印象も強い人であります。

その強引さがあって、Jリーグ開幕というのは無事に成功した訳ですが、やはり性急に事を進めたツケもその後は見受けられました。

JFAキャプテン時代は、オシムさんの名前をポロリと口に出した事で、結果的に当時のジェフからオシム監督を強奪したという事もあり、いまだによく思われていない人たちも多かったりします。

今回の川渕三郎登用は、かなりの劇薬という事になるとは思っていましたが、やはり問題が浮上してきているようです。

日本のバスケット界でのトップリーグ「JPBL」設立に際した条件の1つとして「トップリーグチームは8割のホームゲームをホームアリーナで実施」という条項があります。

これに際してNo!!と声を上げたのが青森ワッツなどのクラブでした。

<バスケ統合リーグ>(2)bj青森/分散開催実情を訴え | 河北新報オンラインニュース
青森市のマエダアリーナは5000人以上収容できるが、冬は雪の山で駐車スペースが大幅に減ることもある。雪深い時期は、雪の少ない八戸市などの県南にホーム戦の会場を固めている。 ...

元々、青森ワッツは青森県の土地柄もあって、本拠地の青森市以外の会場でも試合をおこなってきました。冬期は、雪の影響もあって、八戸市などで開催したいという事情は納得のいくものだと思います。

今のところ、川渕三郎チェアマンは、ホームアリーナ8割開催を譲らないというつもりのようですが、これはどう考えても悪手だと思いますね。

プロスポーツ不毛の地であった青森県にあって、せっかくできたプロチームですから、新リーグにも参戦してもらいたいわけですが、どうなるのでしょうか!?

前の記事へ 次の記事へ