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大河ドラマ 軍師官兵衛 37-39話感想

軍師官兵衛

大河ドラマ「軍師官兵衛」の37~39話の感想です。

第37回 「城井谷(きいだに)の悲劇」

あらすじ

宇都宮鎮房(村田雄浩)の城井谷城へ単独で攻め入った長政(松坂桃李)。だが、それは鎮房の罠だった。

追い詰められた長政は、後藤又兵衛(塚本高史)の助けもあり命からがら逃げ帰るのだった。

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帰ってきた長政に対して官兵衛(岡田准一)は、どうやったら城井谷を落とせるのか策を考えてくるように申し付けるのだった。

長政は付城をつくって、兵糧攻めにする策を述べるのだった。

黒田軍の策は功を奏して、安国寺恵瓊を使者として和睦を迫るのだった。

鎮房は、官兵衛の部下となり和議を結ぶ事となった。

官兵衛は、中津城に入り豊前の統治を開始するのだった。

だが、秀吉(竹中直人)は、これを許さず。宇都宮を討つように命ずるのだった。

栗山善助が秀吉を説得に向かうが、これは受け入れられず。

一方、加藤清正、福島正則が中津城を訪れていた。秀吉が宇都宮を討つように命じている事を長政に伝えるのだった。

これを知った長政は、単独で宇都宮鎮房を中津城へ呼び寄せて誅殺してしまうのだった。

感想

まさしく、城井谷の悲劇というべき話でした。

血気盛んな長政が単独で城井谷に乗り込んで大敗してしまったのは、一つの布石でした。

宇都宮と和睦した後も、長政は快く思っていなかった描写があります。

官兵衛とすれば、これで豊前での一大勢力が静まって一安心というところだった訳ですが、秀吉が許してくれませんでした。

結果的には、宇都宮家は黒田家に滅ぼされてしまう格好になりました。

豊前の地は官兵衛にとっては苦難に満ちた土地となりました。

第38回 「追い込まれる軍師」

あらすじ

中津城で、長政が宇都宮鎮房を討ちとっていた頃、肥後では加藤清正が官兵衛の元を訪れていた。宇都宮を討つしかないと官兵衛を説得するのです。

長政が鎮房を成敗した事を知った官兵衛は人質として官兵衛に仕えていた宇都宮朝房を呼び寄せて、切腹を申し付ける。だが、これを聞き入れられず、泣く泣く朝房を殺すのだった。

一方、人質として囚われていた鶴姫(市川由衣)は、てる(中谷美紀)の機転もあり逃される事となった。

秀吉は、肥後を小西行長と加藤清正に与える事とした。その一方で、佐々成政は切腹を申し付けられる。

官兵衛は秀吉と茶室で会い、行長と清正に肥後を与えられた理由を話す。明を攻めるためだと言うのであった。
秀吉を諌める官兵衛だったが受け入れられず。利休の仲裁でなんとか事なきを得る。

徳川家康(寺尾聡)が上洛し秀吉に謁見する。北条を説き伏せるよう申し付けられる。

家康は上洛していた官兵衛と会う事になる。その場で家康は秀吉が次の天下人には誰がなるのかという話で「次の天下人は黒田官兵衛」だと言っているという。

感想

宇都宮一族をやむなく成敗する事となった黒田家。長政の独断で鎮房を討ったところからはじまるわけでが、結果的には同じになっていたかもしれません。もはや、官兵衛も秀吉を簡単には言い含められない状況でした。

ここであらためて、秀吉は、かつて信長が語っていた明を攻めるという話を持ち出します。後の朝鮮出兵で実現するわけだが、既に布石は打たれていたという事になります。

そして、秀吉が官兵衛を疑っている事も明らかになります。もっとも、家康がわざわざこんな話を持ちだしたのにも訳がありそうですが。

これを機に、官兵衛は黒田家当主から一軍師として秀吉に使える事になります。

第39回 「跡を継ぐ者」

あらすじ

聚楽第では、茶々(二階堂ふみ)が秀吉の子を懐妊した事が明らかになります。これを境にますます茶々が幅をきかせるようになります。

これを聞いた官兵衛は、長政に家督を譲る事を家臣たちに言うのであった。秀吉の疑いを晴らすために自らは隠居すると言うのであった。

だが、秀吉は官兵衛の隠居を認めようとはしなかった。

その頃、聚楽第では秀吉をからかう落書きが見つかり。秀吉は、疑わしきものを処刑していくのだった。

これを聞いたおねより、官兵衛に助けを求められる。官兵衛は秀吉に対して、これをいさめるのだった。

秀吉はこれを受け入れ、金をだし皆に配ると言うのであった。

あらためて隠居はやめるように秀吉に説得される官兵衛。ならばと、長政に家督を譲るのは許すが、隠居は許さぬと。黒田官兵衛として秀吉に使えるように説得される。

そして、淀城では茶々が、世継ぎとなる子を産むのでした。

黒田家の家督を譲られた長政は、秀吉より官職を貰い受けるのだった。

いよいよ、天下統一目前となり、小田原城では家康が北条氏政を説得していたが決裂する。

官兵衛も小田原攻め、そしてその先の明侵攻を見据えるのだった。

感想

豊前に入ってからの官兵衛の苦難は一応の一段落を迎えます。

奇しくも官兵衛が家督を譲られたときと同様に、主君に疑われたのを機に家督を息子の長政に譲る事になりました。

これにより、官兵衛はより秀吉に近い立場となります。いよいよ第一話の小田原攻めへと向かう事にもなりました。

秀吉の方は、官兵衛に対しての恐れと信頼が交錯するような感じなのでしょうね。軍師としての官兵衛には絶大なる信頼を寄せている一方で、官兵衛の知略を恐れてもいます。

豊臣家の世継ぎが産まれる訳ですが、この子は早世してしまいます。後の豊臣秀頼が産まれるのはまだ先の話です。

軍師として専念する事になった官兵衛ですが、このまま思うようにはいかなそうでもあります。

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