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東日本大震災から11ヶ月 「君はあの日を思い出せるか?」

東日本大震災から11ヶ月が経ちました。あの日から早いもので、もうすぐ1年になるんですね。

東日本大震災の復興支援を行なっている団体はいくつかあるが、その中で家電プロジェクトなど、様々な支援活動をしている、「ふんばろう東日本支援プロジェクト」がある。

ふんばろう東日本支援プロジェクト

その活動の一覧がこちらだ。

ふんばろう Wall Paper

様々な活動があるのは、それぞれが自分の得意分野、貢献できることで支援しようという事だと思う。みんなが同じ事は出来ないし、する必要もない。それを広げた結果がこういう形になったのだ。

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とはいえ、それでも何の活動にも参加できないという人もいる。実際に、自分自身そうだ。震災から1年近く経ち求められる支援も多岐にわたる。
だから少額を毎月引き落とす事で支援を継続する、ふんばろうサポーターズクラブが立ち上がった。銀行口座から毎月1000円が引き落とされるシステム。意識しなくても支援が継続出来るのはありがたい。

「ふんばろう東日本支援プロジェクト」では、毎月ラクに寄付ができる「ふんばろうサポータークラブ」が2011年12月からスタートします。
支援金額は、一口1000円から自由に設定可能です。

指定口座から毎月定額が自動引き落としされるため、毎回手続きをする手間がかかりません。これまでキャンペーンごとに寄付を募り、被災地支援活動に使わせていただきましたが、このたび、ご要望の多かった”継続支援”のあたらしいカタチを発足させました。

震災から1年という事で様々なイベントが開催されるが、その中で心に残ったものがあるので紹介する。イトイ新聞の中にある記事だ。

私たちは、来る3月10日に
泉ヶ岳から鎮魂の花火を
打上げることにしました。
東日本大震災で犠牲になった
天国の友だちや家族のために上げます。

大会の規模が大きいため、
お金がかかってしまいます。
そのお金があれば、仮設住宅や
そのほかのものに使うべきだという
ご意見もいただきます。
私自身も、以前はそう思っていました。
お祭りや花火などにお金を使うのは
無駄だと思っていたことがありました。

しかし私たちは、
お墓参りや、弔いの際に
生前その方が好きだったものやお花を
墓前に供えたりします。
これは論理的に考えれば無駄なことです。
お供えのお饅頭やお花は
生ゴミになってしまいます。

それでも私たちは、
論理的ではないことをして、
自分の心を保ったりするものです。

このイベントは震災から1年を前にした2012年3月12日に泉ヶ岳から花火を打ち上げるというものだ。

その為の資金を集めている。この中でも言っているが、直接の支援活動とは関係のない事に多くのお金を使う事に避難があってもおかしくはない。ただ、この会見で発せられたメッセージからは、なぜこのイベントを開催するかという真摯な気持ちが伝わってくる。

人は、意味のある事ばかりでは生きてはいけないのだ。衣食住だけがあれば生物としては生きていけるが、人としては生きていけない。無駄な事にも意味はある。

最後に、気になったツイートがあったので載せておきます。ヒマナイヌの川井さんのツイートです。このツイートは、特に震災の節目となるような日でもなんでもない日に発せられたもの。本当に、何気ない日常の中にポツンとあったので、印象に残っている。

リンク先は、昨年の3月11日分のTwilogのページになっている。

忘れられたくても忘れられない日ですが、それでも月日が経てば記憶が遠のく。でも、やはりTwilogであの日のツイートを見返すと、いろいろ思い出す。実際に自分自身に起こった事もそうだが、ニュースなどでいろいろな事態を見ていたときの心のゆらぎが蘇ってきます。何気ない1日が一変した日という実感は今でも忘れられない。

こーいち@船橋(@koichi99)/2011年03月11日 - Twilog

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